参加型裁判演劇
2025-06-04 10:26:22

東京農業大学で開催される参加型裁判演劇『極刑』の魅力とは

参加型裁判演劇『極刑』農大公演の詳細



東京農業大学にて、2025年8月30日(土)に上演される参加型裁判演劇『極刑』。この公演は、観客が実際に裁判員として体験できるユニークな形式を採用しています。

公演概要


『極刑』は東京農業大学と一般社団法人リーガルパークの共催により実現したイベントです。公演は2部構成となっており、学生や教職員向けの内部公演と一般公演に分かれています。特に一般公演には、女優の竹下景子さんが参加し、彼女の息子である関口まなとさんが被告人役を演じるなど、母子共演が話題を呼んでいます。

参加型裁判演劇とは?


この演劇は、観客も裁判に参加し、実際の判決を考えることができる体験型の演劇です。観客は裁判員候補として招待され、ルーレットで選ばれた6名の裁判員として、被告人や証人に質問をする役割を担います。その後、審理を経て判決を下すという流れです。参加者は、裁判の進行によってその日の判決が変わることを体験し、その緊張感と責任を実感することができます。

裁判員制度の意義


実際の地域の犯罪をテーマにした演劇を通じて裁判員制度の重要性を感じてもらうことが本公演の目的の一つです。制度は2009年に始まり、一般市民が裁判に参加することで司法に対する市民の理解を深め、責任を共有することを目指しています。最近では18歳以上の高校生も参加対象になり、より多くの人々にその意義を持ってもらおうとしています。

ストーリー


今回の案件は、東京都大田区で発生した強盗殺人事件に基づいています。被告人の佐瀬研一は借金に悩み、過去に勤めていた会社を訪れて金を借りようとしましたが、拒否されます。彼はその後、事務所に侵入し、金を強奪しようとしたところを経営者の堀川氏に見つかり、結果的に彼を刺殺してしまいます。裁判において、検察は死刑を求刑し、弁護側は情状酌量を主張します。観客はこのストーリーを背景に、果たしてどのような判決を下すのか考えなければなりません。

参加する意義と魅力


裁判員として選ばれた観客は、舞台上のキャストに直接質問できるチャンスが与えられ、これにより裁判がどのように進行するかが変わる可能性もあります。また、観客が自分のデバイスを使ってリアルタイムで意見を交換し、自身の思考を深めていく体験は、他ではなかなか味わえない貴重な時間となるでしょう。

過去の公演に参加した人々からは、法について深く考える機会が得られた、という感想も多く寄せられています。これを通じて自分自身の考えを見つめ直し、いざ裁判員になったときにどう思考するかを考える絶好の機会となることでしょう。

チケット情報


一般公演のチケットは、カンフェティを通じて販売中です。今回の公演に参加することで、普段はなかなか触れ合えない法的な問題について考えるきっかけになります。興味のある方はぜひ、公式サイトをチェックしてください。

公式SNSや公式ホームページもぜひご覧ください。参加型裁判演劇『極刑』が、あなたを新たな視点に導いてくれることでしょう。


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会社情報

会社名
ロングランプランニング株式会社
住所
東京都新宿区袋町25番地
電話番号
03-6228-1240

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