メタバース空間「バーチャルやぶ」
2022-06-27 12:00:04
兵庫県養父市が吉本興業と手を組む新たなメタバース空間「バーチャルやぶ」の魅力
メタバース空間「バーチャルやぶ」が公開
兵庫県養父市が新たな観光地として注目を集めている。吉本興業とのコラボにより、メタバース空間「バーチャルやぶ」が公開されることが決定した。この仮想空間では、実際に養父市を訪れたかのような体験ができ、地域の観光名所や文化を体感することができる。
バーチャルで楽しむ観光名所
「バーチャルやぶ」では、養父市に点在する有名な観光スポットを巡ることができる。人口2万2千人のこの街は、自然豊かで歴史的な背景も持つ場所。そのため、実際の観光地を訪れたかのような感覚を味わうことができるライド型のコンテンツが用意されている。特に注目すべきは、かつて日本一のスズ鉱山として名を馳せた明延鉱山の坑道跡を舞台にした体験型コンテンツだ。吉本のタレントと共に楽しむこのアドベンチャーゲームでは、採掘や探検の醍醐味が体験できる。
VR蕎麦屋タナベが創る世界
東京都で実際の蕎麦屋を営む「VR蕎麦屋タナベ」が、明延鉱山をテーマにしたワールドを制作。ユーザーは坑道跡を訪れつつ、吉本タレントと一緒に採掘の楽しみを味わえる。このコンテンツでは、美味しそうな蕎麦も登場し、視覚的な楽しみも満載。
一円電車ライドでの冒険
続いての目玉は「一円電車」ライドだ。この電車はかつて実際に一円で乗れたことで有名だったが、メタバース版では大変身を遂げている。空を飛び回りながら養父市の観光名所を巡り、安全に観光の魅力を堪能できる。バーチャル探検家リーチャ隊長と、旅行代理店のYALによるナビゲーションが、リアルで楽しい体験を提供してくれる。
メタバース市民証を手に入れよう
さらに「バーチャルやぶ」では、メタバース市民証の発行も行われている。養父市役所の様子をバーチャルに再現した場所で、自分のアバターの写真入り証明書を取得できる。これにより、自分自身が「バーチャルやぶ」の市民になれる特別な体験が楽しめる。アバターのデザインや様々なカスタマイズが可能で、自分だけのバーチャル市民を創り出すことができる。
企業の信念と今後の展望
このプロジェクトを手がけるのは、株式会社アオミネクストだ。企業は「かがやくクリエイター文化を大切に」という理念のもと、メタバース領域でのクリエイター文化の促進に努めている。バーチャル世界の文化や経済が発展することを目指しており、企業の課題解決や人材教育、クリエイター支援に注力している。このような背景を持つ「バーチャルやぶ」は、観光業界のみならず日本全体に新たな風を吹き込む可能性を秘めている。
まとめ
兵庫県養父市が吉本興業とコラボして生まれたメタバース空間「バーチャルやぶ」は、地域の観光名所を遊びながら学ぶことができる新しい形の観光体験を提供する。ぜひ、仮想空間での養父市の魅力を体感してみてはいかがだろうか?リアルな観光だけでなく、バーチャルな世界でも新たな息吹を感じることができるに違いない。
会社情報
- 会社名
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株式会社アオミネクスト
- 住所
- 神奈川県横浜市港北区日吉本町1-17-27TWINS 303
- 電話番号
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