シロアリの季節到来
2025-04-16 13:04:42

ヤマトシロアリの季節が到来!危険をリアルタイムで把握する新サービス

ヤマトシロアリの季節がやってきた



毎年、暖かい季節が訪れると共に活発になるヤマトシロアリの活動。特に、巣別れのために羽アリとして飛び立つ「群飛(スウォーム)」の時期が近づいてきました。この現象は毎年4月中旬から5月の間に見られ、温暖な九州地方から始まり、気温が上昇するにつれて北上していきます。こうした季節の変わり目には、シロアリの対策が特に重要となります。

シロアリ実況マップとは?



その対策として、株式会社アサンテと、映像関連のサービスを提供する株式会社ウェザーマップが協力して開発したのが、「シロアリ実況マップ」です。このサイトでは、シロアリの発生状況や警戒レベルがリアルタイムに可視化され、ユーザーはGoogle Map上で関連情報を簡単に確認することができます。具体的には、アサンテのお客様からの申込や問い合わせを受けた地点や、実際にシロアリ防除が行われた地点が日毎にプロットされています。これにより、特定の地域での羽アリやシロアリの活動状況を把握することが可能です。

群飛(スウォーム)の警戒レベル



サイト内には、羽アリ群飛アラートも用意されており、過去16年間の気象データや実績を基に、各地域の日々の群飛予想が発信されます。具体的な警戒レベルは3段階に分かれており、気象条件によって群飛が発生する可能性を定期的に更新します。

  • - 注意:群飛が発生するリスクがあり、注意が必要。
  • - 警戒:群飛の気象条件を満たしており、実際に発生する可能性が高い。
  • - 厳重警戒:群飛に最適な気象条件が整い、発生がピークに達する可能性が極めて高い。

このように、サイトの情報をもとに住居周辺のシロアリの活動状況を確認することで、早期に対策を講じることが可能となります。

天気図から読み解く群飛の条件



ウェザーマップとアサンテは、シロアリが群飛する際の天気図を特定しました。2021年4月に実際に確認された天気図によれば、前線が日本列島にかかり、急激に気温が上昇する場合に群飛が発生しやすいことが分かりました。このような過去のデータを活用することで、次に群飛が発生しそうなシチュエーションを予測することも可能です。

また、気象予報士江花純氏も過去の群飛データから極めて詳細な分析を行い、地域ごとの空気の状態や気温の変化を考察しています。「もし群飛を疑う場合は、この「シロアリ実況マップ」をぜひチェックしてほしい。」と彼はコメントしています。

アサンテとウェザーマップの背景



株式会社アサンテは1970年に設立され、シロアリ対策を中心とした総合ハウスメンテナンスサービスを提供する企業です。人々や家屋、森林を守ることを目的としており、今後も持続可能な住環境の維持に貢献しています。

一方、ウェザーマップは、気象情報の提供に特化した企業で、人間味あふれる気象情報を発信し続けています。「シロアリ実況マップ」は、その研究と技術を結集した成果なわけです。

まとめ



ヤマトシロアリの発生は、特にこれからの季節において、注意が必要です。しかし、「シロアリ実況マップ」を活用することで、住居の安全を確保するための一助とすることができます。未来の木造住宅を守るために、今からでも対策を考えてみることが大切でしょう。執筆者の江花氏が監修している「シロアリと天気」のコラムもぜひご覧ください。今後も、住まいを守るために情報に積極的に目を向けていきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社IMAGICA GROUP
住所
東京都港区海岸一丁目14番2号
電話番号

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