福岡が福井との接戦を制しアウェーで2連勝を達成
2025年1月12日、B.LEAGUE 2024-25 シーズン第17節において、ライジングゼファーフクオカが福井ブローウィンズとの対戦で86-83で勝利を収めました。アウェーゲームながら、福岡は前日の試合の勢いをそのままに、またも白星を手にしました。
試合の流れ
前半の攻防
この試合はバイウィーク前の重要な局面であり、福岡は立ち上がりからアグレッシブな攻撃を仕掛けました。特に、#0會田、#7西川、#24谷口の3Pシュートが好調で、試合開始から約5分で19-6と先行。福井も徐々に点差を詰めるも、福岡は#25バーレルがしっかりと得点を重ね、1Qを23-21でリードで終えました。
2Qに入ると、スミス選手が福井のディフェンスを切り裂き、パスワークも冴えわたります。福岡はこのクォーターで得点を重ね、前半を折り返した時点でリードを広げることに成功しました。
後半の展開
後半も福岡はオフェンスを緩めず、スミスとバーレルの活躍でインサイドを制圧し、3Q終了時には73-58と15点差をつけました。しかし、4Qに入ると福井の猛反撃が始まります。特に福井の#30エリス選手が得点を重ね、残り1分には福岡に6点差にまで迫りました。この場面は、福岡にとって緊張が走る瞬間となります。
慌てる福岡もありましたが、#7西川の冷静なスティールと、ファウルで得たフリースローで再度点差を広げます。しかし、福井の#14木村選手の3Pシュートが決まり、ついに1点差に。ここでも福岡は気を引き締め、最後は西川のフリースローで試合を締めくくりました。
選手とコーチのコメント
試合後、浜口HCは「バスケットらしいアップダウンがあり、非常にいいゲームだった」と振り返りました。浜口HCは選手たちが相手に触発され、ディフェンスの強度が上がったことを評価しました。
中村太地選手は「最後まで我慢し、勝ち切れたことが良かった」と、チームの連携を強調しました。また、ジャスティン・バーレル選手は「プレーオフで戦うような良い試合だった」と述べ、次のホームゲームに向けた意気込みを見せました。
今後の展望
福岡は次回、照葉でのホームゲームを控えており、選手たちは良い状態で臨むことを目指しています。バイウィーク明けの連勝を狙う中では、チームとしての連携をさらに強化することが課題となるでしょう。ファンの期待に応え、より良いパフォーマンスを見せる福岡を楽しみにしたいところです。
福岡は今後も、その強力な攻撃力とディフェンス力でリーグを盛り上げていくことでしょう。