元日立製作所本部長がクワッドマイナージャパンへ
2023年、株式会社クワッドマイナージャパンは元日立製作所公共企画本部長の甲斐 隆嗣氏を顧問に迎えたと発表しました。この決定は、同社が目指すセキュリティソリューションの向上に向けた重要な一歩と位置づけられています。
甲斐氏の豊富な経歴
甲斐氏は1987年に日立製作所に入社し、以来、公共システム事業部でのキャリアを積んできました。特に、2020年4月からの社会イノベーション事業推進本部での役割は、彼の専門性を際立たせています。政府機関との関わりも深く、マイナンバー制度や「Society 5.0」の実現に向けた取り組みを推進してきました。
このような背景から、彼がクワッドマイナージャパンに加わることは、同社にとっても非常に意義深いことです。甲斐氏の立場は、これまでの経験から得た知識や見識を生かし、セキュリティ技術の充実に寄与することが期待されています。
クワッドマイナージャパンのビジョン
クワッドマイナージャパンは、全世界のデジタルビジネスの安全な環境構築を目指しています。特に、アジア地域での活動は重要視されており、韓国軍や政府機関などの大規模な公共機関に焦点を当てています。2021年の日本法人設立以降、同社はNDR(Network Detection and Response)製品により、公共機関や企業へのセキュリティソリューションの提供に注力しています。
また、クワッドマイナージャパンは、2020年から2023年までの4年間、GartnerによってNDR製品での代表的なベンダー企業として認定されており、その実績は非常に高く評価されています。
今後の展望
甲斐氏の顧問就任は、特にデジタルイノベーションの進展が求められる日本において、同社の戦略的な動きに大きな影響を及ぼすでしょう。安全かつ信頼できるネットワーク環境を提供するため、同氏の経験と知識が活かされることで、さらなる成長が期待されます。
まとめ
日立製作所での豊富な経験を持つ甲斐氏の加入は、クワッドマイナージャパンにとって新しい時代を切り開く契機となるでしょう。今後、彼がどのように同社のセキュリティソリューションの発展に寄与していくのか、注目が集まっています。 これからの活動にも期待が寄せられています。