リガクとOnto Innovationの意義ある提携
リガク・ホールディングス株式会社(東京、代表取締役社長:川上 潤)は、米国マサチューセッツ州のOnto Innovation Inc.と戦略的な資本業務提携契約を結んだことを発表しました。本提携は、リガクの半導体プロセス・コントロール事業をさらに強化することを目的としています。両社の専門技術を結集することで、次世代半導体向けの計測ソリューションの高度化と、市場での競争力を高めることを狙っています。
提携の具体的な目的
この提携から生まれる主な利点は、リガクのX線技術とOnto Innovationの光学計測及びAI解析ソフトウェアの相互補完による新しい技術の創出です。このコラボレーションによって、微細化や三次元化が進むロジック・メモリ半導体の製造インフラに対応する力が強化されます。この実現には、ハイブリッド計測技術の開発としての両社共同開発プロジェクトが進行中です。
新たな市場の創出と高い技術補完性
リガクは2030年に向けて、同提携を通じて少なくとも3億ドル相当の新たな市場を創出することを目指しています。この目標に向けて、顧客ニーズの進化や半導体製造の複雑化に迅速に対応するおそれが増している現状において、両社の技術がどのように補完し合うのかが鍵となります。
更に、Onto Innovationのグローバル顧客基盤を活用することで、リガクの製品展開も加速されます。これにより、顧客に対してより広範囲にわたるソリューション提供が可能となります。
競争力の確保とガバナンス
新たな戦略的パートナーシップにより、リガクは半導体プロセス・コントロール分野における新たなポジションを確立することが期待されています。提携後もリガクはその経営の自主性と独立性を維持し、株式の譲渡や追加取得には一定の制限を設けることで、安定した関係を確保します。
未来を見据えた取り組み
リガクにとって、半導体および電子材料、バッテリーの分析技術はますます重要性を帯びています。1951年の創業以来、同社は136の国と地域のクライアントと共に成長してきた実績があり、今後もその役割を継続していくことでしょう。技術者集団として、社会に貢献するために、継続的なイノベーションが求められています。
この提携は、リガクが新たな市場機会を追求し、持続的な成長を実現するための道筋を示しています。両社の将来の展望に注目が集まります。