アークスとHIRAC FUND
2025-05-29 13:32:27

生殖補助医療を革新するアークスに投資するHIRAC FUNDの新たな挑戦

生殖補助医療の未来を切り拓くアークスへの出資



マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社が運営する『HIRAC FUND(ヒラクファンド)』は、革新的なアプローチで生殖補助医療の開発を進めている株式会社アークスに対して出資を行いました。この出資により、アークスはさらなる研究開発を加速し、不妊治療における課題解決に向けた取り組みを強化することが期待されています。

生殖補助医療の現状とニーズ


日本において不妊治療に関する関心が高まる中、2021年には夫婦の約4.4組に1組が不妊の検査や治療を受けているというデータがあります。このような背景から、生殖補助医療の必要性は増加しており、患者への支援が求められています。体外受精や顕微授精などの治療方法が広がる一方で、さらなる効率化やクオリティの向上が急務です。

アークスの取り組み


株式会社アークスは、AIやロボット技術を活用した生殖補助医療の自動化ツールを開発し、医療従事者の負担を軽減することに取り組んでいます。アークスは「誰もが安全で質の高い不妊治療を受けられる世の中を」を掲げ、大学やクリニック、企業と連携しながら、さまざまな技術の研究開発を進めています。特に、研究成果を実用化するためのプラットフォームを構築することに注力しており、今後の成長が期待されているスタートアップです。

代表取締役の棚瀬将康氏は、トヨタ自動車での先進安全技術の開発や、AI系スタートアップでの経験を活かし、医療機器開発全般を主導してきました。これにより、アークスは生殖補助医療分野において独自の地位を確立しています。

HIRAC FUNDの役割


HIRAC FUNDは、テクノロジーを通じて社会課題の解決を目指すシード・アーリーステージのスタートアップに焦点を当てたVCファンドです。今回の出資を通じて、アークスはHIRAC FUNDのネットワークを活用し、地域展開や融資に関する支援を受けながら、社内のプロセスや研究開発も強化していく方針です。出資元のマネーフォワードとは、両者が持つ専門知識とリソースを相互に活用し、より大きな成果を生み出すことが期待されます。

棚瀬氏は、「本領域の研究開発と社会実装を加速してまいります」とコメントし、出資による後押しに深い感謝の意を表しています。また、アークスの活動が日本国内はもちろん、国際的にも認められることを目指しています。

結論


不妊治療は、今後も社会の重要な課題として存在し続けます。その中で、アークスの取り組みは未来の医療に革命をもたらす可能性を秘めています。HIRAC FUNDの出資によって、新たな道が開かれ、より多くの人々の希望が実現されることを期待しています。生殖補助医療の発展がどのように進むのか、今後の動向を見守りたいと思います。


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会社情報

会社名
マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社
住所
東京都港区芝浦3-1-21msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
電話番号

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