スタディストが点検業務のデジタル化を推進！新サービス『iCheckup!』の本格提供開始

スタディストが新たに点検業務のデジタル化に参入

株式会社スタディストは、2025年10月29日より製造業などの業務改善を目的とし、チェックリストシステム「iCheckup!」の本格的な提供を開始します。このサービスは、従来の紙を使った点検表をクラウド型へと移行し、誰でも簡単に使用できる改善ツールです。

新サービス「iCheckup!」とは

「iCheckup!」は、これまで紙ベースで行っていた点検業務をデジタル化し、作業のミスを踏まえた適正品質を確保することを目指します。このツールを使用することで、現場でのチェックリスト作成や管理がスムーズになり、従業員は簡単な操作で点検業務を行うことが可能になります。

スタディストは、製造業に限らず、物流や飲食、小売業界への展開も視野に入れ、2027年2月までに200社への導入を目指しています。

デジタル化の背景

日本国内では労働人口が減少する中、企業が持続可能な成長を続けるためには、外国籍人材やシニアの活用が必要不可欠な状況です。この状況を受け、スタディストは点検業務に関するさまざまな課題を解決すべく、重要な一歩を踏み出しました。

「点検の対応漏れ」や「業務が形骸化」したとの声を受け、誰でも使いやすい仕組みづくりが求められており、「iCheckup!」はそのニーズに応える仕様となっています。

導入企業の声

三島食品株式会社（広島市中区）

この会社は、「ゆかり」や「瀬戸風味」などのふりかけを製造しており、iCheckup!を導入した結果、点検業務の質が向上したとのことです。現場でも良好な浸透が見られ、設備トラブルの削減にも寄与しています。工場長の漆原様は、「点検基準を標準化し、効率化を図ることで、現場でのトラブル発生を防ぎたい」とコメントされています。

アイテック株式会社（岐阜県美濃加茂市）

バイクや車の部品を製造しているアイテックでは、iCheckup!導入により、点検業務の流れが大幅に見直され、業務効率が向上しました。代表取締役の藤田様は、「点検の目的を全社で共有するようになり、品質意識の向上が感じられる」と話しています。

今後の展望

スタディストのCEO鈴木悟史氏は、製造業や物流業において、点検業務のデジタル化がトラブル発生の防止に重要だと述べ、iCheckup!が日常的な点検を助けるツールであることを強調しています。今後もお客様のオペレーションが確実に行われるようなプロダクトやサービスを提供していきたい考えです。

会社概要

スタディストは2010年に設立され、マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」をはじめとした製品を提供しています。東京都千代田区に本社を置き、さまざまな業種の企業を支援する姿勢を貫いています。新しい時代に向けたデジタル化は、製造業だけでなく、広く一般企業のニーズにも応えられるでしょう。

詳細は公式サイトをご覧ください：スタディスト