BOTANISTが10周年を迎えた新たな挑戦
大阪市中央区に本社を構える株式会社I-neが展開するボタニカルライフスタイルブランド、【BOTANIST】が誕生から10年を迎えました。この節目を祝うため、同ブランドは9月末のSDGsウィークに合わせ、「カーボンフットプリント」と「植物多様性」という重要なテーマに焦点を当てた動画を公開しました。本記事では、この取り組みの意義や具体的な内容についてご紹介します。
カーボンフットプリントとは?
カーボンフットプリント(CFP)は、製品やサービスのライフサイクル全体にわたる温室効果ガスの排出量を示す指標です。具体的には、原材料の調達から製品の使用、廃棄に至るまでの過程で排出される二酸化炭素(CO₂)の量を指します。このCFPを見える化することで、消費者は自分の選択が環境に与える影響を理解し、持続可能な製品を選ぶことができます。BOTANISTは、この認識を深めるため、CFPに関する情報を発信しています。
テーマが持つ重要性
2025年には10周年を迎えるBOTANISTは、「植物と共に生きる」というブランドコンセプトを掲げています。このコンセプトに基づき、同社は自然環境の持続可能性を目指しています。具体的には、環境に配慮したバイオマス容器の使用や、アップサイクル原料から作られた製品の展開を行っています。
動画では、BOTANISTのシャンプー1本の製造から廃棄までに排出されるCO₂量が計測され、詰替用の製品の方が環境に優しいことが示されています。特に、自宅での使用時に発生するCO₂が全体の9割を占めるという調査結果も公開され、小さな行動の積み重ねがCO₂削減に寄与できることが強調されています。
植物多様性の重要性
一般財団法人BOTANIST財団は、長野県の「C.W.ニコル・アファンの森財団」に対して助成金を提供しています。この活動は、環境保全だけでなく、自然体験の機会を創出することを目的としています。アファンの森は多種多様な生物が生息する場所であり、その重要性を理解するため、現地の事務局長である大澤渉さんにインタビューした内容も動画に取り上げられています。彼は「多様性が失われると、人間が生きづらくなる」というメッセージを伝えています。
森林浴の効果
さらに、BOTANISTはストレスの多い現代社会において、森林浴のすすめに注目しています。森林メディカルトレーナーの河西恒さんのインタビューでは、森林の空気や香り、音が人に与える癒しの効果について科学的な視点から説明されています。特に、森林浴は子供たちの道徳心や正義感の向上にも寄与することが知られています。
まとめと今後の取り組み
「植物と共に生きる」BOTANISTは、感謝を込めて10周年を迎え、環境に配慮した製品づくりや植林活動などをさらに推進していく所存です。SDGs達成に向けた具体的な施策を講じながら、消費者と共に環境意識を高めることを目指します。持続可能なライフスタイルを楽しめる社会の実現を目指すBOTANISTの今後の動向に目が離せません。
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