京都の老舗居酒屋「まんざら亭」が40周年を迎えリブランディング
京都の伝統的な居酒屋である「まんざら亭」は、2023年5月8日に創業40周年を迎え、記念すべきこの日を機に公式ウェブサイトを全面的にリニューアルしました。40周年記念ロゴや新しいキャッチコピー「胸いっぱいの愛を」を発表し、単なる居酒屋の運営を超えた「食を起点とするライフスタイル提案企業」へと進化を試みています。
“居酒屋”から“食の総合プロデューサー”へ
まんざら亭は創業当初から、京都に根ざし、地域の人々の日常に寄り添ってきた居酒屋です。その長い歴史に新たな転換期が訪れ、これからはその枠を超えて、料理や器、調味料、さらには空間演出まで、食を全体で体験する事業へと進化します。「まんざらグループ」は、食を通じて街を豊かにデザインするという新たなビジョンを掲げており、今後もその取り組みを加速させます。
次世代を担う若き副社長の思い
公式サイトのリニューアルを先導したのは、次世代を担う若き副社長の堀ノ内康仁氏です。彼は伝統の維持にこだわりつつ、新しいアイデアを積極的に取り入れています。堀ノ内は「40周年を迎えた今、私たちは新たな挑戦に挑むことを誓います」と語り、これからのビジョンについて意欲を見せています。この言葉には「変わらない味」と「変わっていく姿勢」を両立させる覚悟が込められています。
リニューアルされた公式サイト
新しい公式ウェブサイト(
https://www.manzara.co.jp)は、企業の美意識と姿勢を色濃く反映したデザインに仕上がっています。新しいキャッチコピー「街の中心は飲食だ。」には、京都という文化が育んできた日常の豊かさや人間の営みを、食を通じて届けたいという思いが詰まっています。新たに撮り下ろした写真も多く取り入れられており、店舗の雰囲気や料理の美しさをしっかりと伝える内容となっています。新サイトは単なる情報提供の場でなく、むしろ「まんざら」の理念を体験できるプラットフォームとして設計されています。
愛を込めた記念ロゴとプロモーション映像
リニューアルに伴い、愛を象徴するハート形を基にデザインされた記念ロゴも発表されました。このロゴには、地域や顧客、スタッフ、自然との長い関係性が続くようにという願いが込められています。また、初となるプロモーション映像も制作され、厨房で真剣に働く料理人やお客様同士のやりとり、穏やかなホールスタッフの笑顔など、まんざら亭の日常のかけがえのない瞬間を捉えています。この映像は公式サイトおよびYouTubeチャンネルで公開されています。
“MADE in KYOTO”の挑戦
「まんざらグループ」は今後、飲食店の枠を超えて「食を通して街をデザインする」企業としての使命に邁進します。地元職人や生産者との連携による商品の開発、EC展開、観光と食が交わる新たな体験の創出を行い、京都の魅力を世界に発信していくことを目指しています。
新業態「おうどん一」のオープン予定
さらに、まんざらグループは新たな挑戦として、京都におうどん専門店「おうどん一(はじめ)」を開店する計画もあります。詳細は近日中に発表される予定です。
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