環境に配慮した不動産投資株式会社フェイスネットワークの挑戦

環境に優しい不動産開発を目指す株式会社フェイスネットワーク

東京都が進める「雨水しみこみプロジェクト」に参加し、環境と共生する物件の開発に力を入れている株式会社フェイスネットワーク。本社を東京都渋谷区に構える同社は、城南エリアを中心に新築一棟RCマンションを中心とした不動産投資支援事業を展開しています。代表取締役社長の蜂谷二郎氏は、持続可能な未来を実現するために全力を挙げている。

雨水しみこみプロジェクトとは？

東京都は昨今の豪雨による都市型災害に対処するために、雨水の流出抑制を重要視しています。その一環として進められているのが「雨水しみこみプロジェクト」です。このプロジェクトは、都市部での雨水を一時的にため込み、地下に浸透させることで、大雨の際に発生する水害を軽減することを目的としています。

株式会社フェイスネットワークは、このプロジェクトの普及啓発に賛同し、「雨水しみこみアンバサダー」として認定されました。彼らは、物件開発においてこのプロジェクトの理念を実現するため、環境に配慮した取り組みを進めていくことを宣言しています。

環境とデザインの両立

同社は、新しいマンションには、雨水を一時的に蓄え、時間差で下水に流す施設を導入することを決定しました。このシステムは都市型の水害抑制に寄与するものであり、緑化率の向上にも繋がります。

「私たちは、デザインと居住性を両立させたマンション開発を進めています。それにより、これからの時代に求められる持続可能なライフスタイルを提供したいと考えています」と蜂谷社長は話します。

不動産事業の強み

株式会社フェイスネットワークは、土地の仕入れから設計、施工、物件販売、賃貸の入居者募集、物件管理まで、すべてのプロセスを自社で一貫して行う「ワンストップサービス」を提供しています。この体制により、質の高い物件を提供することが可能となり、地域内での新築マンションの竣工数はNo.1を誇っています。

とりわけ、東京の城南エリア（世田谷区、目黒区、渋谷区）でのプレゼンスは非常に高く、すでに250棟以上の新築一棟マンションをプロデュースしています。「GranDuo（グランデュオ）」という独自ブランドも展開し、多くの入居者の理想のライフスタイルを叶え続けています。

未来へのビジョン

今後、株式会社フェイスネットワークは、災害リスクを軽減するための取り組みを継続し、環境と調和した物件をさらに進化させていく方針です。「私たちの目標は、ただ単に物件を売ることではなく、地域の未来を考えた事業運営を行うことです。持続可能性のある社会を実現していくために、今後も精力的に取り組んでまいります」と強調します。