RelicとJenerate Groupが新たな海外スタートアップ支援サービスを開始

RelicとJenerate Groupが新サービスを発表

株式会社RelicとJenerate Groupは、2025年8月27日より、海外スタートアップ連携型事業共創サービス「IDEATION Cloud + Bridge」の提供を開始すると発表しました。このサービスは、日本企業が海外スタートアップとの業務提携を通じて新規事業を創出することを支持するために開発されました。

新サービスの背景

近年、日本企業における海外スタートアップへの投資ニーズが急激に増加しています。日本の企業は2023年に前年比約76％の増加を記録し、北米市場への進出が加速しています。しかし、適切なパートナー企業の特定や資本投資の戦略が難しいという課題も存在しています。これらの問題を解決するために、RelicとJenerate Groupは協力し合うことを決定しました。

IDEATION Cloud + Bridgeの概要

「IDEATION Cloud + Bridge」では、100万件を超えるグローバルスタートアップデータベースを利用し、生成AIを活用して日本企業に合った海外スタートアップを探し出すことができます。さらに、Jenerate Groupが保有する米国のベンチャーキャピタルとのネットワークを生かして、出資や業務提携を進めるための支援を行います。

サポート内容

- 有望スタートアップのリサーチ: 日本企業がビジネス戦略に適した海外スタートアップを見つけるための調査を行います。
- 出資・M&Aのアレンジメント: 米国スタートアップへの投資を円滑に進めるためのサポートを提供します。
- ライセンス取得支援: 米国スタートアップのサービスを日本市場に適応させるためのライセンス取得や、日米合弁会社の設立支援も行います。

IDEATION Cloudについて

「IDEATION Cloud」は、世界中の資金調達済みスタートアップの成功事例をもとに構築された、事業アイデア創出に特化した生成AIを搭載したクラウドサービスです。このサービスを利用することで、新規事業の成功確率を最大化することができます。また、プロフェッショナルによる支援も行う「IDEATION Cloud +」も展開中で、個別最適化された事業開発をサポートしています。

会社概要

株式会社Relicは、東京都渋谷区に本社を置き、2015年に設立。インキュベーションテック事業やオープンイノベーション事業を展開し、日本企業の新規事業開発を支援しています。Jenerate Groupは、東京都港区に本拠を置き、米国市場へのジョイントベンチャーや新規事業コンサルティングに特化しています。

新たなビジネスチャンスを求める日本企業にとって、「IDEATION Cloud + Bridge」は大きな助けとなることでしょう。今後のサービスの展開に期待がかかります。