「死」を考える
2022-07-19 13:08:49

清水研氏と井上広法氏が語る「死」の意味と生き方の再考

死を見つめ直すことの意義



2022年8月4日、まなびやアカデミーが主催する対談イベント「死」〜もしも一年後、この世にいないとしたら〜が開催されました。このイベントは、精神科医の清水研氏と僧侶の井上広法氏の対話を通じて、人生の締切りである「死」をテーマに考える機会です。どのようにして死を受け入れ、今をどう生きるべきかを考察します。

イベントの背景



登壇者である清水研氏は著書の中で「人生の締切りを意識すると、明日が変わる」と述べています。私たちの周りには、戦争や災害、病気など、日々様々な死の情報が溢れていますが、自分自身の人生にどう影響するかを真剣に考えることは少ないのが実情です。この対談はそんな状況を変えるきっかけになることを目指しています。

パネリストの紹介



清水研氏は、がん患者やその家族の心のケアを行い、長年の経験から「死」に直面した際の人々の変化について深く知る精神腫瘍医です。彼は4000人以上の患者と対話してきた実績があります。一方、井上広法氏は浄土宗の僧侶として、仏教の視点から生と死についての理解を深める活動をしています。

対談の内容



対談では、清水氏が「死」に直面した人々の心の変化や認知について、井上氏が仏教を通じた「死」の意味を語りました。また、参加者の事前質問に対しても丁寧に答える形式を取り、互いの視点から「死」を多角的に捉えました。

マインドフルネスの重要性



イベントのメインプログラムであるマインドフルネス講座もこのテーマを深める手助けをしています。マインドフルネスが「今この瞬間」に集中するためのツールであることを参加者に伝え、後悔のない生き方をするために何ができるのかを考える機会が提供されました。

結論



清水研氏と井上広法氏の対話を通じて、私たちは「死」を単なる終わりではなく、生活の質を高めるための大切な視点として捉えることができました。人生の締切りを意識することで、今をより豊かに生きるためのヒントが得られるのです。今後もこのような対話を通して、私たち自身の生き方を再考することが求められます。

イベント概要



本イベントはオンラインで行われ、500名の参加者が集まりました。参加費は一般2000円、まなアカ俱楽部会員は無料とし、幅広い層に参加を呼びかけました。主催は一般社団法人まなびやアカデミーで、自己啓発プログラムを提供する団体です。

このイベントが今後も何度も行われ、より多くの人々が参加して生き方を見つめ直すきっかけになることを期待しています。

会社情報

会社名
一般社団法人まなびやアカデミー
住所
東京都千代田区麹町6-4-9 ミュゼ麹町402号室
電話番号
050-5306-2045

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