南Q太の最新刊『ボールアンドチェイン』が誕生！新たな自分を探す物語

南Q太の最新作『ボールアンドチェイン』がついにリリース！

10月3日、株式会社マガジンハウスから南Q太の期待の新作『ボールアンドチェイン』の第4巻が発売されました。この漫画は結婚、性別、家族といったテーマを扱いながら、自身のアイデンティティを探し求める二人のキャラクター、あやとけいとの物語を描いています。

大切なテーマを追求する物語

『ボールアンドチェイン』の物語は、現代社会における「普通」とは何か、そしてそれに対する違和感を表現しています。アヤは結婚20年目に抱く違和感を抱え、離婚相談所に通いながら新しい人生の一歩を踏み出します。一方、けいとは同性愛者として自分を受け入れ、パートナーのはるかと共に人生を歩むことを決意します。彼女たちがそれぞれの道を進む中で、経済的自立や新たな愛情を見つけていく姿が描かれています。この作品は、多くの読者に共感を呼び起こし、宝島社『このマンガがすごい！2025』のオンナ編で第3位を獲得するなど、今最も注目されている作品の一つです。

二人の成長を描く第4巻

第4巻では、アヤが離婚に向けて進む一方で、けいとはボクシングに打ち込む姿が描かれます。季節が冬から春へと移り変わる中、アヤの元に訪れる新たな希望たちが彼女の決断を促します。小説家の山崎ナオコーラさんも推薦の言葉を寄せています。「何歳になっても新生活を始められる。そして、性別を意識するのも遅くない。希望が溢れてくる作品です。」巻末には彼女の特別寄稿「暮らしの中で性別は作られる」が収められており、読者の心に響く内容となっております。

刊行記念イベントも開催

また、10月13日には、ジュンク堂書店池袋本店での刊行記念トークイベントが予定されています。南Q太さんや山崎ナオコーラさんが登壇し、「暮らしの中で性別はつくられる!?」というテーマでトークを展開します。このイベントは会場での参加以外にも、オンライン視聴が可能で、全国のファンに向けても楽しんでもらえる内容です。
詳細についてはマガジンハウスの公式ウェブサイトをご覧ください。