新しいクラウドコンサルティングプラットフォーム「JOKER」
TOKYO307 inc.は、最新のクラウドコンサルティングプラットフォーム「JOKER(ジョーカー)」のβ版をリリースし、クリエイターの募集を開始しました。このプラットフォームは、優れたクリエイターたちがプロジェクトごとにチームを組んで、クライアントに価値を提供する新しい形のサービスです。
JOKERの特徴
JOKERの特筆すべき点は、優秀な人材によるチームを都度構成できるところです。具体的には、以下の特徴があります:
- - 審査基準によるプラットフォーム:JOKERでは独自の審査基準を設けており、それによって質の高いクリエイターが集まる環境を整えています。この基準を満たすクリエイターは、より良いプロジェクトに参加するチャンスを得ることができます。
- - チーム型のタスク指向:プロジェクトごとにクリエイターがチームを構成し、その作業を分散させることで、効率的でスピーディな成果を目指します。
- - プロジェクト特化型:JOKERでは、各プロジェクトに応じたチーム編成を行うため、クライアントのニーズにきめ細かく応じたサービスを提供することができます。
クリエイターにとってのメリット
JOKERに登録するクリエイターには、多くの利点があります。
- - プロジェクトごとの報酬:各プロジェクトには金額が設定されており、その対価をクリエイターに支払います。これにより、努力が直接目に見える形で評価されることが強調されます。
- - 海外でのスキル育成プログラム:一部のクリエイターに対して、海外人材を対象にしたスキルの育成プログラムも予定しています。これにより、優れたスキルを持つクリエイターになれるチャンスが広がります。
利用したい企業の対象
JOKERは特に以下のような企業を想定しています。
- - 非IT業界の企業:ITに関連するリソースが不足している企業にも対応が可能です。
- - スタートアップや新サービス:新しい発想を持つ企業との連携が期待されています。
現在、JOKERはテスト運用の段階にあり、数社のクライアントとともに実プロジェクトの実施を行っています。
市場の動向
最近では、クラウドソーシングを活用する企業が増えてきています。市場は今後も成長が見込まれる中、JOKERはクリエイターと企業の新しい関係性を築くための一助となることを目指しています。矢野経済研究所によると、クラウドソーシング市場は2014年から2018年にかけて4倍以上の成長が予測されています。
今後の展望
TOKYO307は、クリエイターの審査と提供する価値の徹底的な向上に取り組み、長期的には国内外で使用されるプラットフォームを目指しています。信頼を構築すると同時に、経験を蓄積していくことを重視しています。
また、今後の展開に際して、BuzzElement Sdn. Bhd.の代表取締役、廣瀬 肇氏がアドバイザリーに就任することも発表しました。彼の豊富な経験を活かし、マレーシアなどでのスキル育成プログラムも展開される予定です。
このように、JOKERはこれからの働き方を変革する一つの手段として、多くのクリエイターと企業に新たな機会を提供することを目指しています。