名古屋商科大学が新たにジョンズ・ホプキンズ大学と提携
2024年9月、名古屋商科大学はアメリカの名門ジョンズ・ホプキンズ大学と提携を発表しました。この提携は、グローバルなビジネス教育の新たな機会を提供するものです。名古屋商科大学の経営管理課程(Global BBA)を卒業した学生は、同大学での4年間の学びを活かして、ジョンズ・ホプキンズ大学の1年間の修士課程に進学することができます。これにより、国際的なビジネススキルを身に付けることができ、世界的に通用する修士号を取得するチャンスが得られます。
ジョンズ・ホプキンズ大学の魅力
ジョンズ・ホプキンズ大学は、1876年に設立されて以来、研究機関として国際的に高い評価を受けてきました。特にビジネススクールは、U.S. News and World Reportで国内ランキング6位、世界では13位に位置しており、教育の質は折り紙付きです。また、国際認証であるAACSBを取得し、グローバルな視点を持ったビジネスリーダーの育成を使命としています。大学のプログラムは、実務経験を重視した内容であり、国際的なネットワークも備えています。
経済的負担を軽減する奨学金制度
提携により名古屋商科大学の学生がジョンズ・ホプキンズ大学の修士課程に入学する場合、奨学金として授業料の50%が減免されます。この奨学金制度は、名古屋商科大学での学業成績や入学資格を満たす学生を対象としており、経済的な負担を軽減します。これにより、より多くの学生が国際ビジネス教育の機会を享受できるようになるのです。さらに、一定条件を満たした学生にはGMATの免除資格も付与され、英語で学位を修了した学生はTOEFL免除の申請も可能という、非常に柔軟な制度が整っています。
英語による学位課程と国際的な学び
名古屋商科大学では、英語を公用語とする学部連携課程「経営管理課程」(Global BBA)を設置し、国際的なビジネス教育を受けることができます。このプログラムを通じて、世界63カ国から集まった369名の留学生と共に学ぶ機会を提供します。Global BBAでは、実際のビジネスシーンを模した「ケースメソッド」を導入し、学生はリアルタイムで意思決定を体験し、国際的な観点からの思考を養います。
名古屋商科大学の歴史と国際性
名古屋商科大学は、1953年に創立し、国内初の国際認証(トリプルクラウン)を取得しました。現在は5つの学部、10の学科、2つの研究科を設置し、世界63カ国187校との提携を図っています。国際ボランティアや交換留学を積極的に実施しており、教育の国際性を重視しています。特にビジネススクールは、QSランキングで5年連続国内第1位を獲得しており、THE世界大学ランキング(2023年度、日本版)では国内第15位にランクインしています。
このような名古屋商科大学の取り組みは、今後さらに多くの学生に国際的なビジネス教育のチャンスを提供することが期待されており、グローバルな視点でのビジネスリーダーの育成に貢献することでしょう。