日東工業、地域貢献の一環で寄付を実施
日東工業株式会社が静岡県菊川市の未来を見据えたまちづくりに向け、企業版ふるさと納税を利用して100万円の寄付を行いました。この寄付は、地域の魅力を増すための都市基盤整備によるものであり、具体的には「菊川駅南北自由通路整備事業」に役立てられます。今後、この事業は南北市街地の発展に寄与し、地域住民の生活環境を向上させることを目指しています。
企業版ふるさと納税とは
企業版ふるさと納税は、地方自治体に対して寄付を行うことで、税の控除を受けることができる仕組みです。企業が地域の活性化に貢献するための選択肢の一つとして、最近注目を集めています。日東工業は、この制度を活用し、地域に対する責任を果たすべく積極的に寄付を行っています。
菊川市のまちづくりの重要性
菊川市では、南北に分かれた街を繋ぐ自由通路の整備が急務でした。このプロジェクトは、2025年度末の開通を目指しており、南北市街地の均衡の取れた発展を図ることを狙っています。さらに、北側は新たな賑わいを創出し、住民の生活拠点の形成にも寄与することが期待されています。日東工業の寄付金は、その重要な基盤を支える役割を果たします。
感謝の意を表した贈呈式
2023年4月16日、菊川市役所では日東工業に対して感謝状が贈呈されました。長谷川市長から感謝状を受け取った日東工業の執行役員佐藤氏は、地域の貢献活動の必要性を強調。彼は「地域社会に対する責任を感じており、今後とも力を入れていく」との抱負を述べました。今回の寄付を通じて、地域との結びつきが一層強まることが期待されます。
日東工業の今後の展望
日東工業は「地球の未来に『信頼と安心』を届ける」という企業理念のもと、地域社会の発展に努めていく考えです。まちづくりへの寄付を含め、社会貢献活動を広く展開し、持続可能な地域社会の実現に貢献する企業として、さらなる成長を目指します。
菊川工場について
日東工業の菊川工場は、静岡県菊川市西方に位置しています。工場の敷地面積は181,000㎡、建物面積は82,000㎡で、金属製キャビネットや分電盤、EV・PHEV用充電器などを生産しています。この工場は地域の経済にとっても重要な役割を果たしており、地域貢献の一翼を担っています。今後の発展も期待されることでしょう。