短時間で知識を吸収！新刊「1分で一生」シリーズが登場

新時代の子どもたちへの贈り物

現代の子どもたちは、AIやショート動画を通じて新しい学びのスタイルに慣れ親しんでいます。そうした中、株式会社ポプラ社は、新たな学習実用書「1分で一生」シリーズを創刊しました。このシリーズは、短い時間で知識を楽しく吸収できる工夫が満載で、タイパを重視する現代の子どもたちにぴったりな内容です。

ビジュアルページで楽しく学ぶ

シリーズの大きな特徴は、1冊あたり10見開きのビジュアルページが組み込まれている点です。これにより、子どもたちは1分で概要を理解でき、眺めるだけで自然と知識が脳に入ってきます。このデザインは、まるで友だちのノートを見ているような、手描き風の親しみやすさを持っており、読書に不慣れな子どもたちも抵抗なく本に親しむことができます。

タイプ診断で興味を引き出す

さらに、このシリーズの巻頭には「偉人タイプ診断」が収録されています。これによって、子どもたちが自分に似た偉人を探し出すことができ、伝記に対する興味を喚起します。また、巻末にはクイズやコラムも用意されており、得た知識をさらに深められる構成になっています。

10人の偉人の物語

この「1分で一生」シリーズでは、1冊に10人分の伝記を収録しているため、子どもたちは短時間で多様な偉人に出会うことができます。そんな出会いを通じて、自分なりの「好き」を見つける手助けになることを目指しています。子どもたちの「好き」は、人生の切り開く原動力となる重要な要素であり、このシリーズはそのきっかけを提供することを願っています。

ショート動画で学びをさらに楽しく

また、担当編集者が作成したショート動画も同時にリリースされます。動画は偉人たちの活躍を、ラップ形式で楽しく伝えるもので、子どもたちが隙間時間に視聴しやすくなっています。このように、ショート動画を通じて本への興味を高め、知的好奇心を育む狙いがあります。

編集長のメッセージ

ポプラ社の児童書編集部学習実用編集長、大塚訓章氏は長年の編集者経験を活かし、「新しい時代を担う子どもたちに必要なものは何か」を考え続けてきたとのこと。彼は、ほんの隙間時間で「面白い」と感じられ、かつ「知識」を整理できるような本を提供することが重要だと述べています。少しのきっかけで「好きなこと」が見つかり、子どもたちの知的好奇心が育まれればと願っています。