オカリナと書道が奏でる異次元空間！メタバースコンサート『東風』が福岡で実現

オカリナと書道の共演が織りなす、幻想的なメタバースコンサート

福岡を拠点に活動するオカリナ＆ケーナ奏者、和田名保子さんと、独自の書風で注目を集める書家、悠杏（Yuan）さんによるメタバースコンサート『東風』が、11月11日に開催されました。

今回のコンサートは、メタバースプラットフォーム「SHERPA WORLD」上で開催され、参加費無料で多くの観客が参加しました。

バーチャル富士山を背景にした、息を呑む美しさ

コンサート会場は、日本の象徴である富士山を背景に、伝統的な神社を思わせる神聖な雰囲気でデザインされたメタバース空間。

現実離れした美しい景色の中で、和田名保子さんのオカリナの音色と悠杏さんの力強い書が融合し、観客を魅了するパフォーマンスが繰り広げられました。

参加型イベントで観客と一体になる体験

単なる鑑賞にとどまらず、観客参加型のイベントとして、オープンチャットやリアクション機能、アバターチェンジなどの機能が用意されました。

観客は、アーティストと直接交流したり、自身の分身であるアバターを自由にカスタマイズして楽しむことができ、他では得られない特別な体験ができました。

アーティスト紹介

和田名保子さんは、星や月、地球、シルクロードなどをテーマにした独自のオカリナ音楽で知られ、各地で精力的にライブ活動を行っています。

結成20周年を迎えたユニット「雅天空」や、書と語り、笛のユニット「博多女社中」でも活動し、これまでに12枚のCDアルバムをリリースしています。YouTubeチャンネルでは演奏動画やオカリナレッスンも配信し、幅広い層に支持されています。

悠杏（Yuan）さんは、博多筆文字本舗代表を務める書家であり、九州産業大学造形短期部デザイン書道講師も務めています。

多くの店舗のサインや商品名を手掛け、広告的訴求性だけでなく、古典作品に精神性を求める独自の書風が高く評価されています。