地域循環への挑戦!滋賀県のバイオディーゼル燃料プロジェクト
滋賀県高島市にある有限会社橋本燃料が、地域循環型エネルギーの実現を目指して新たな一歩を踏み出しました。使用済みの食用油をリサイクルして高純度なバイオディーゼル燃料を製造し、それを地域で循環させる「滋賀わくわく油田プロジェクト」を始動させたのです。この取り組みは、デザイナーの中土真奈氏とのコラボレーションによって更に形を変え、「ReESEL(リーゼル)」という新しいブランドとして2026年3月からの発売が予定されています。
プロジェクトの背景と歩み
橋本燃料は約7年前に、当時専務取締役だった橋本翔太が高島市でバイオディーゼル事業をスタートしました。初期のころは技術も未成熟で、燃料の質にバラつきがあり、エンジントラブルが発生することもありました。しかし、地域の方々の協力を得ながら、徐々に技術を向上させていったのです。エネルギー資源が豊富な地域ながらも、そのエネルギーを利用するためのインフラが整っていない状況を打破するために、地域内で循環利用されるエネルギーとしての確立を目指しました。
品質向上の革新
2021年には新たな「減圧蒸留装置」を導入し、バイオディーゼル燃料の純度が99%以上に達するという大きな成果を上げました。この高品質なバイオディーゼルは、建設機械や農業機械の燃料としても利用できる品質に進化しました。また、年に4回行う成分分析を通じて、一般社団法人リーゼル協会の基準をクリアしたものだけが「ReESEL」として販売されます。
滋賀わくわく油田プロジェクトの概要
「滋賀わくわく油田プロジェクト」は、地域内で出る使用済み食用油を集め、リサイクルし、バイオディーゼル燃料として再生する取り組みです。このプロジェクトでは、地域の住民や事業者が「集める」「作る」「使う」というすべての過程に参加できることを目指しています。これにより、エネルギーを外部から購入するのではなく、自ら生み出す力を持つ地域を実現することが狙いです。
商品について
新たに展開される高純度バイオディーゼル燃料「ReESEL」は、希望小売価格250円/L(税別)で販売され、配達にも対応しています。滋賀県内では、地域住民だけでなく、さまざまな企業にも利用されることが期待されています。
まとめ
この滋賀県から始まるバイオディーゼル燃料の取り組みは、地域循環型経済の一助となり、持続可能な社会の形成に寄与することが期待されます。橋本燃料による「滋賀わくわく油田プロジェクト」は、エネルギーの自給自足を目指し、地域経済を活性化させる重要なプロジェクトです。