金融庁は令和7年3月13日付で、期間業務職員としての金融サービス相談員を募集しています。この職種は、金融行政や各種金融サービスに関する利用者の質問や相談に対応する重要な役割を担っています。具体的には、預金、融資、投資商品、保険商品、貸金、さらには暗号資産に関する相談を受け付け、必要に応じて中立的なアドバイスを行うことが求められます。
募集内容と業務内容
募集されるのは1名で、応募するためには以下の条件を満たす必要があります。
- - 「消費生活相談員」「消費生活専門相談員」「消費生活アドバイザー」「消費生活コンサルタント」のいずれかの資格を持ち、一般消費者からの相談業務を行った経験があること。
- - 金融機関において勤務経験を有していること。
- - ファイナンシャル・プランニング技能士(1級または2級)や日本FP協会が認定する質(CFPまたはAFP)を持つこと。
業務の内容は多岐にわたり、利用者からの相談への対応だけでなく、金融トラブルの未然防止のためのアドバイスも含まれています。金融サービス利用者相談室長が必要と認める業務も行う可能性があります。
給与・待遇
給与は「一般職の職員の給与に関する法律」に基づいて決定されます。日額は約15,200円程度が支給され、常勤職員と同様に年2回の賞与が支給されます。採用後のモデル給与は、例えば大学卒業後に公務員として13年の職務経験がある場合、年収約515万円となるケースが示されています。
また、交通費や超過勤務手当、出張旅費も常勤職員に準じて支給されます。
勤務条件
勤務地は東京都千代田区にある金融庁で、雇用期間は採用日から令和8年3月31日までとなります。週5日の勤務で、土日祝日は休日です。原則として勤務時間は9時30分から18時15分ですが、必要に応じて変更される場合もあります。年次有給休暇もありますが、一定の出勤条件を満たす必要があります。
応募方法
応募希望者は、所定の履歴書に必要事項を記入し、写真を添付の上、金融庁へ郵送します。資格を持っている方は資格証のコピーも同封する必要があります。書類選考の後、面接が行われ、最終的な合否が決定されます。
応募は、採用候補者が決定するまで受け付け、早期の締切も考慮されるため、早めの応募が推奨されています。詳細な情報は金融庁の公式ウェブサイトを参照してください。
問い合わせは、金融庁代表電話03-3506-6000まで。必要な資格と経験を備え、金融行政に貢献したい方は、この機会をぜひスルーしてください。