ケア品質向上大会
2025-10-22 11:36:34

学研ココファン、第12回ケア品質向上大会で革新事例を発表

学研ココファンが手がけるケア品質向上大会



2025年9月18日、株式会社学研ココファンが主催する「第12回ケア品質向上大会」が学研本社ビルで開催されました。この大会は、各事業所でのケア品質向上に向けた実践や事例を発表し、共有することを目的としています。これまでの経験を活かし、特に認知症の方に対するケアに焦点を当てた内容が多く、大会は盛況に進行しました。

大会の目的と意義



学研ココファンのケア品質向上大会は、2014年から毎年行われてきており、現在で12回目の開催となります。この大会では、ケアの「品質」を数値化することが難しい中で、良いケアを行った事例を表彰し、現場スタッフの士気を高め、さらなる人材育成を促進しています。特に、各事業所の代表者が実際に取り組んでいるケーススタディを発表することで、参加者同士の学び合いや気づきが生まれています。

今年の発表内容



今年度の大会では、全国各地から選ばれた6つの事例が発表されました。議題は、地域包括ケアの実践や業務改善、多職種連携を活かしたサービス提供などバラエティに富んでいます。各発表の前には、登壇者の所属する事業所やブロック長による応援タイムが取り入れられ、会場の一体感が高まる要因となりました。発表者達の誇らしげな笑顔が印象的でした。

特別講演と上位発表事例



今年の大会では、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社による特別講演も実施されました。この講演では、医療介護の現場における「ガンマ波サウンド™」の研究と、これを利用した新しいプログラムについて紹介されました。この取り組みは、デイサービスやグループホームの現場でどのように実証されているのか、非常に興味深い内容でした。

また、発表事例の中から上位3事例が投票で決定され、それぞれの取り組みが評価されました。表彰結果は以下の通りです:

  • - 第1位: ココファン茅ヶ崎小桜町
- 『14日+7日間の記録~最期は家族一緒に過ごしたい~』
- 終末期の住民が家族との時間を過ごせるよう、多職種が連携し支援を行いました。

  • - 第2位: ココファン新潟関屋
- 『多世代交流を日常に!学研教室との連携で漢字検定合格も!』
- 高齢者と子供が共に学ぶ環境を作り、地域における交流の促進に成功しました。

  • - 第3位: ココファン吹田SST
- 『生涯現役!「りゅうこ先生の川柳講座」~認知症の方の住み続け支援~』
- 川柳講座を通じて入居者の尊厳や生きがいを大切にする取り組みが評価されました。

今後の展望



学研ココファンは、これからもケア品質向上に努め、さらなる事例発表の場を設けることで、より良いサービスの提供につなげていく方針です。このような大会を通じて、入居者やサービス利用者の感動や満足、安心感を得られる質の高いケアを目指していきます。今後の取り組みにも大きな期待が寄せられます。

会社情報と連絡先



  • - 株式会社学研ココファン
Gakken Cocofump
- 代表取締役社長 兼 COO: 森 猛
- 設立年月: 2008年5月15日
- 所在地: 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
- 電話: 03-6431-1860

大会を通じて、参加者一人ひとりの報告とその実践が、今後の高齢者ケアにおいて重要な意味を持つことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社 学研ホールディングス
住所
東京都品川区西五反田2丁目11番8号学研本社ビル
電話番号
03-6431-1001

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