地震予知システム新世代
2025-06-19 15:16:24

地震予知システムEQEASの第7世代、クラウドファンディングで支援募集

地震予知の未来を拓く「EQEAS」の第7世代



Beld株式会社が、地震予知システム「EQEAS」の第7世代に向けたクラウドファンディングを2024年6月10日より開始しました。このプロジェクトは、CAMPFIREというクラウドファンディングサイトを通じて、アクセス権やスポンサー枠、最新の観測装置の販売、さらには研究用途の情報利用が可能な観測装置の提供を目的としています。

EQEASは、地震の予知を可能にする画期的なシステムで、A4サイズほどのコンパクトな機器を用いて、リアルタイムで観測データをグラフ表示します。自宅やオフィス、飲食店、さらには病院の待合室など、コンセントに接続するだけで設置できる手軽さが魅力です。

この観測データは、Beld株式会社が管理するサーバーに送信され、地震予知の精度を高めるために活用されます。

地震予知のメカニズム



地震予知に用いられる方式については、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が研究した電波時計を基にしています。この電波時計は、40kHz/60kHzという周波数で動作し、その波形の乱れを分析することによって、地震の予兆を捉えようという試みです。地磁気異常や電波ノイズが電波時計に影響を及ぼすことがあり、それを利用して断層やプレートの摩擦から来る地磁気異常を捉えることが地震予知につながります。

過去には、電波時計の信号と性能を比較する実験が行われ、得られたデータを解析することで、地震予知の精度向上が図られてきました。現在は、友人の自宅や職場、さらには国立高等専門学校のキャンパス内や飲食店に設置されています。表示部には6インチのLCDディスプレイとラズベリーパイが使われており、設置場所は多岐にわたります。

参加方法と情報交換



また、地震予知の民主化を促進するため、Facebookで情報交換の場が設けられています。このコミュニティでは、異なる方式による地震予知の実施者からの情報を集め、多様な角度からのデータ収集と解析を行っています。地磁気異常に関する現象を投稿し合うことで、より深い知見を得ることが期待されています。

もちろん、観覧のみの参加も可能で、誰でも気軽に情報共有ができる環境が用意されています。

クラウドファンディングの詳細



今回のクラウドファンディングは、地震予知システムEQEASの更なる発展を目指しています。Beld株式会社の技術を信じて、多くの人々の協力を得ながら、地震予知の精度向上に寄与するこのプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか。リンクから詳細を確認し、支援の輪を広げましょう。

CAMPFIRE プロジェクトはこちら

このプロジェクトは、私たちの安全な未来を作るための重要な一歩です。皆さんの支援が、明日をより明るくする力になります。


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