スマートホームの未来を切り開く新提携
mui Lab株式会社は、米国のDSR Corporationとの業務提携契約を結び、スマートホーム向けのオープンプラットフォームの共同開発に乗り出しました。このプラットフォームは、通信規格を問わず、さまざまなスマートデバイスを統合管理することを目的としています。サービス名は「くらしのOS」とし、国内市場向けに提供が開始されます。
共同開発の背景
mui Labはこれまで国内のハウスメーカーやエネルギー事業者との提携を強化し、ユーザー視点での体験設計に基づいたスマートホームソリューションを提供してきました。一方、DSRは我が国でも高い評価を受けているIoTソフトウェアの開発リーダーです。これまでの経験から、スマートホーム領域における通信技術に強い影響力を持っています。
特に、2023年にはmui Labが開発したスマートホーム機器間の接続を可能にするプラットフォームが、国際的な業界標準規格「Matter」のソフトウェア認証を国内で初取得しました。これによって、日本市場でもMatterの利用が拡大し始めています。今回の提携は、さらなる技術的進化を期したもので、Matterと国内で普及している「ECHONET Lite」規格を横断する機能拡張が計画されているのです。
くらしのOSの展望
「くらしのOS」は、Matter、ECHONET Lite、WebAPIという三つの通信規格を横断的に統合管理することで、様々な住宅設備やスマートデバイスを一元的に操作できるプラットフォームです。事業者はこの基盤をもとに自社のサービスやアプリケーションを統合し、顧客にパーソナライズされた体験を提供できるようになっています。柔軟な提供形態により、IoTとエネルギー、住宅管理を一つの基盤として実現できるのが、最大の魅力といえるでしょう。
スマートホームのエコシステム構築
両社は、今後の協力を通じて、住宅やエネルギー、設備メーカーとの連携を強化し、日本国内におけるスマートホーム市場の発展に寄与する場を整えています。エコシステムを構築することで、業界全体の技術革新を促進し、より良い生活環境の実現を目指しています。
mui LabのCEO、大木和典氏は次のようにコメントしています。「DSRとの提携は、さまざまな技術を結集したまったく新しいパートナーシップであり、日本の住環境における技術的進化を加速すると同時に、世界的な存在感を日本企業が再び示す機会を掴むことを意味します。」
体験イベントの開催
この新たなプラットフォームは、2023年3月16日から19日に横浜で開催されるCSA Member Meetingにおいて実機デモが行われる予定です。このイベントでは、スマートホームの最前線を体感できる機会が用意されています。また、mui Labのオフィスでもこのプラットフォームを体験する場を提供するとのことです。
会社概要
mui Lab株式会社
- - 所在地:京都府京都市中京区夷川通柳馬場東入俵屋町295-1
- - 設立:2017年10月
- - ホームページ:mui Lab
DSR Corporation
- - 所在地:1536 Cole Blvd, Ste. 325Golden, CO 80401 USA
- - 設立:1998年
- - ホームページ:DSR| JP DSR
この提携により、両社は日本のスマートホーム技術を根本から進化させ、さらなる利便性を追求する旅に乗り出しました。