豪雪地の森から
2024-12-04 09:37:22

育林職人が豪雪地の森から届ける新たな取り組みとは?

新たな森林づくりの挑戦



新潟県村上市に拠点を置く株式会社GREEN FORESTERSは、植林・育林の専門ベンチャーとして新しい試みに挑戦しています。この度、彼らは豪雪地の森から育林職人たちが作る「UERUT」をお届けし、持続可能な森づくりのパートナーを募集するクラウドファンディングを開始します。募集は2024年12月1日から2025年1月31日までの間、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて行われます。

背景と新たな取り組み



GREEN FORESTERSは、労働者不足の解消に向け、リモートワークや最新のテクノロジーを駆使した新しい働き方を提案してきました。特に、全国展開を目指し、広葉樹の混植や天然更新を行いながら、生物多様性の保護にも力を入れています。しかし、新潟県の厳冬期には、植林や育林の作業が停滞してしまうため、職人たちにとって大きな課題となっていました。

この問題を解決するため、GREEN FORESTERSは冬場の仕事を創出すべく、このクラウドファンディングを実施することを決定。また、すでに初日には第一目標として「ヨタカの森づくり」の実現が決定し、次は冬仕事の確立を目指すという意気込みです。

森の成長を見守る応援プログラム



このプロジェクトの特徴の一つは、全ての購入者が「ヨタカの森づくり」に参加でき、その成長を5年間にわたって見守ることができる点です。具体的には、準絶滅危惧種であるヨタカのための森づくりに関するレポートと写真が、計8回にわたり届けられます。この取り組みは、単なる支援を超え、参加者に豊かな自然とのつながりを感じさせるものです。

会員の証としてのプロダクト



さらに、クラウドファンディングで購入したプロダクトは、「ヨタカの森づくり」のパートナー会員の証としても機能します。このように、ただの経済的支援にとどまらず、参加者に特別感を提供します。

冬仕事の創出と地域活性化



このプロジェクトは、豪雪地帯での山仕事が季節によって制限されがちな問題を解決します。木工製品の製作を通じて、冬季も職人たちに雇用の機会を提供し、持続可能な森林管理体制の構築を目指します。また、地域経済の活性化にも大きく寄与することが期待されています。

オリジナルプロダクトの紹介



なお、育林職人たちが手がけるオリジナルプロダクトも注目です。例えば、自然木の形を生かした「TANKORO STOOL」や、森の四季を感じられる「FOREST LOG」、さらには森の生物をモチーフにした木製プロダクト「FOREST FRIENDS」などが展開されます。これらの製品は、自然との共生を感じさせる素晴らしいアイテムとなるでしょう。

「GREEN FORESTERS」の活動は、持続可能な未来への第一歩でもあります。育林職人たちの熱意と、新潟県の自然環境を守る意義を感じながら、ぜひ応援してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社GREEN FORESTERS
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電話番号

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