遊び心でつながるカーライフ――D:Style Garageが1周年を迎えた魅力

2024年2月にオープンした三菱自動車のカスタム専門コンセプトショップ「D:Style Garage」は、地方ディーラーの挑戦を象徴しています。2025年3月22日と23日に開催された1周年記念感謝祭では、約900名の来場者を迎え、カスタム車両の展示やトークショー、スイーツ販売など様々なコンテンツが展開されました。イベントのテーマは「遊び心」と「専門性」。

D:Style Garageの立ち上げ背景

人口減少が進む中、東海三菱自動車販売株式会社は「カーライフの充実が笑顔につながる」というミッションを掲げ、老朽化した整備工場を体験型のガレージに改装し、「D:Style Garage」を開設しました。名前の由来は、主力車種のデリカの頭文字「D」と多様な「Style」を組み合わせたものです。この場所は単なる販売の場ではなく、来場者が見て、触れて、感じられる体験を重視。正規ディーラーによるカスタム提案の常設は、地域では珍しい試みであり、業界に新たな風を吹き込むものでした。

1周年記念感謝祭の成功

感謝祭には多くの来場者が訪れ、特に初めて来たお客さまが多数を占めました。テレビでもおなじみのキャンプ芸人ヒロシさんとベアーズ島田キャンプさんのトークライブは好評で、リアルなキャンプ談義が展開されました。また、サンリオカフェワゴンが出店し、家族で楽しむ甘いひとときの提供が大成功。来場者はクレープを楽しみながら、カスタム車を見比べる新たな体験をしました。これにより、家族や友人と過ごす時間の大切さを再認識する機会となりました。

特に来場者からは、「イベントを通じて楽しめた」「スタッフとの交流が新しい発見だった」といった声が寄せられ、盛況ぶりを報告しました。

地域との連携とさらなる挑戦

地元のマルシェも行われ、クラフトやアウトドアギア、ローカルフードのブースが出店し、様々な体験を通じて盛り上がりを見せました。来場者が楽しんでいる様子を見て、スタッフもより良いサービスを提供しようと奮起しました。「イベンターとしての楽しさを感じた」と話すスタッフの声もあり、全員が活躍する体制が確立されました。

デジタル施策と今後のビジョン

D:Style Garageの開設と同時に進めたSEO戦略が功を奏し、Google Discoverに掲載される結果も見られました。サイトリニューアル後、モバイル流入が急増し、検索順位も大幅に改善。その結果、雑誌やWebメディアなどからも高く評価されています。

「クルマは単なる移動手段ではなく、人生のパートナーである」と語る取締役管理本部長の猪俣直紀氏は、今後もカーライフ全般に寄り添える存在を目指すとしています。さらなるサービス向上を目指し、新たな取り組みを進めているので、次の発表にも期待が高まります。そして、これからも「あなたのカーライフがもっと豊かになるように」との思いを込めて、地域に根付いたサービスを展開していくことでしょう。