アサヒビールが挑む環境配慮型パッケージ
アサヒビール株式会社は、2023年9月2日より中四国エリアにおいて、紙の使用量を大幅に減少させた新しいパッケージ「スーパードライ エコパック」を数量限定で発売します。この取り組みは、環境に対する意識を高め、持続可能な社会の実現に寄与する目的で行われています。
進化したパッケージデザイン
新たに採用される「エコパック」は、従来の6缶パックの作り方を見直し、缶の上部だけを紙資材で固定する方法を採用しています。これにより、缶350mlの6缶パックでは77%、缶500mlでは81%もの紙の面積を削減することが可能になりました。具体的には、年間で缶350mlは約560万枚、缶500mlは約390万枚が使用されており、全てをエコパックに切り替えることで、約196トンの紙使用量が削減でき、CO2排出量も164トン減少すると予想されています。
デビュー日とプロモーション
「スーパードライ エコパック」の創出を祝うため、9月2日、10月7日、11月5日という3つの発売日が設けられています。また、中四国エリア向けに特別に制作されたTVCMも放送予定で、エコパックの特長や環境に優しいというメッセージの広がりを促進していきます。
環境ビジョン2050への取り組み
アサヒグループは「環境ビジョン2050」を掲げており、「気候変動」「容器包装」「農産物原料」「水資源」といったテーマのもと、企業活動が自然環境に与える影響を最小限に抑えることを目指しています。2021年には日本で初めて「エコパック」を導入し、これまでにも多くの実績を積んできました。テスト展開を経て、消費者からは「ゴミが減るのがうれしい」や「思ったより頑丈で扱いやすい」といった好評の声が寄せられています。
環境への貢献と今後の展望
アサヒビールは、この「エコパック」の展開を通じて、さらなる環境配慮への取り組みを進め、持続可能な社会に向けて貢献していきます。これからも消費者のニーズに応じた商品やサービスの提供に努めて参ります。新しいエコパックで、環境意識を持つ新しい飲み方を楽しんでみてはいかがでしょうか。