文房具の擬人化作品『ときめきステーショナリーズ』が新作を上演！

文房具たちの新たな物語が幕を開ける

2025年の秋、擬人化された文房具たちの青春物語『ときめきステーショナリーズ～ラブ・イズ・オーバー～』が東京都の下北沢で上演されます。この作品は、文房具をキャラクター化した独自の世界観を持ち、2021年に発表された朗読劇『グランドサマーメモリーズ』を基にした新しい群像劇です。その魅力や公演情報について詳しくご紹介します。

公演概要

本作は、2025年9月12日（金）から9月15日（月・祝）までの4日間、下北沢B1（北沢タウンホール地下1階）にて上演されます。観客たちは、細部までこだわったキャラクターデザインと緻密な舞台演出を堪能しながら、文房具たちの青春を楽しむことができます。チケットは、今すぐカンフェティにて販売中で、詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。特に注目の特典がつくS席は完売必至です。

文房具たちの個性あるキャラクター

この物語では、引出学園高校に通う個性豊かな文房具たちが登場します。主人公の炎堂戦留は熱血漢で、タイプの違う仲間たちと共に様々な苦難を乗り越えようと奮闘します。浮気者の三角定規や弱気なホッチキスなど、それぞれのキャラクターが持つ背景や心理が精彩に描かれ、観客は多様な感情の波に引き込まれることでしょう。

ストーリーは、持ち主に捨てられた文房具たちの切ない過去と思い出、そしてそれを乗り越え生き続ける姿が描かれています。この作品を通じて、観客は現代社会における愛の行方や自己の存在意義を新たに考えさせられることでしょう。

期待されるエンターテイメントの要素

『ときめきステーショナリーズ～ラブ・イズ・オーバー～』は、ただの青春ストーリーにはとどまりません。歌やダンス、そして笑いと涙が織り交ぜられたパフォーマンスは、あらゆる世代の方々に楽しんでいただける内容となっています。過去のシリーズを知らない人でも安心して楽しめるため、初めての方にもオススメです。

あらすじ

物語は、引出学園の文房具たちが海へ修学旅行に出発するところから始まります。しかし、突然の嵐に遭遇し、彼らは見知らぬ島に漂着します。その島は、「夢の島」と呼ばれ、文房具にとっての「死後の世界」だったのです。三角れんを始めとする仲間たちは孤立し、それぞれの運命に翻弄される中で、ほかの文房具たちとの出会いや別れを通じ、再生の力を見出していきます。