京大的なアプローチで非認知能力を育てる講座が開催
株式会社類設計室の教育部門「類塾プラス」が、京都大学の学生団体「TEDxKyotoUniversity」と共に、特別な講座を開催します。このイベントは2月16日(日)に行われ、子どもたちが京大生と交流しながら「非認知能力」について探求することが目的です。さらに、国語の入試問題にチャレンジする機会も設けられています。
この講座は、創立50周年を迎えた類塾プラスが主催しており、教育理念には「アイデアを広める価値のある体験」を重視しています。「非認知能力」とは、意欲やコミュニケーション力、自らの感情をコントロールする力など、数値で測ることができない能力を指します。近年では、これが教育界でも特に重視されており、文部科学省の新学習指導要領でも強調されています。
類塾プラスは、国語力とその基盤となる「非認知能力」の関係について、参加者が分かりやすく体感できるよう工夫されています。京大生との対話を通じて、学ぶことの楽しさや新たな勉強法を発見することが期待されています。
講座の概要
- - 日時: 2025年2月16日(日)
- - 時間: 12:00~14:30(受付11:30~)
- - 場所: 大阪市淀川区西中島4-3-2、類ビル2F
- - 対象: 小学5年生から高校2年生(先着25名、保護者の見学も可能)
- - 費用: 4000円(税込)
- - 申し込み方法: 指定のフォームから申し込み、期間は1月28日から2月13日(定員に達し次第、キャンセル待ちに移行)
この講座では、10名以上の京大生が参加し、異なる学年の子どもたちが共に学ぶ探究型のプログラムです。国語力を高めるだけでなく、非認知能力についても実践的な内容で深く掘り下げていきます。例えば、読解力や記述力を向上させるためにどのような心掛けが必要か、また京大生の実体験を通じて効果的な学習方法についても話し合います。
TEDとTEDxKyotoUniversityについて
TEDは「広める価値のあるアイデア」をテーマにしたアメリカの非営利団体で、様々な分野の専門家が講演を行います。その一環で、地域社会でも同様のイベントを開催できるように設計されたのがTEDxプログラムです。京都大学の学生たちによる「TEDxKyotoUniversity」も、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まり、新しいアイデアや視点に触れる機会を提供しています。
共同講座への想い
類設計室は、TEDxKyotoUniversityのように若い世代が自主的に活動する場を提供することが重要だと考え、2024年から協賛を開始しました。今回は、子どもたちが他の子どもたちと交流し刺激し合う場所を創り出したいという願いから、共同講座を企画されました。
講座の主旨には、特定の受験結果の達成だけでなく、人生における目標を見つけ、成長する手助けを目指す姿勢が見えます。今回のイベントは、類塾の名称変更に先駆けた一つの新たな挑戦でもあります。
株式会社類設計室について
- - 設立年: 1972年
- - 本社所在地: 大阪市淀川区西中島4-3-2類ビル
- - 使命: 活力ある社会を創造する
- - 事業内容: 設計、教育、農業、配達、管理分野での多業態展開を行っており、2025年3月24日からは教育事業部が「類塾プラス」として再始動します。
この講座を通じて、子どもたちは自身の可能性を広げると共に、新しい学習スタイルに触れることができるかもしれません。非常に魅力的な内容で、参加希望の方はお早めに申込をお勧めします。