日本初の小型風力発電機CF20 JAPAN LimitedをWIND EXPO 2016で発表

小型風力発電機CF20 JAPAN LimitedがWIND EXPO 2016で初公開

C&F Green Energy社の小型風力発電機CF20 JAPAN Limitedが、2016年のWIND EXPOで初めて日本市場にお披露目されました。本機は、ヨーロッパでの1,000基以上の設置実績を持ち、大型風力発電機と同レベルの制御技術を兼ね備えています。日本のFIT（フィードインタリフ）制度に対応したリミテッド版モデルとして、3月2日からは輸入代理店のCPOWERグリーンエナジーを通じて販売が開始されます。

CF20 JAPAN Limitedの特長

1. リアルタイム風向自動追随機能

CF20 JAPAN Limitedのウィンドタービンは、その風向センサーを利用することで、リアルタイムに風の向きに追従します。このセンサーは本体内部に搭載されたコンピューターと連携しており、風向が変わると即座に反応します。また、風速に応じた翼の迎角も自動的に調整されるため、最高の出力性能が確保されます。この2つの技術の組み合わせにより、安定した発電が実現します。

2. 24時間365日の集中監視体制

本機はアイルランド本社に設置された専門チームによって、常時監視されています。オーナーはインターネットを通じて、自身のタービンの状態をいつでも確認できるため、安全な運用が確保されます。これにより、タービンは常に最適な状態が維持され、安心して利用することができます。

3. 簡易設置の自立式油圧シリンダー

特殊な自立式油圧シリンダーを採用することにより、CF20の設置工事とメンテナンスは非常にシンプルになりました。これにより、コストを抑えながら、短期間での設置が可能となります。

CF20 JAPAN Limitedの基本仕様

- ローター直径: 13.1m
- 支柱高さ: 20m
- 最大出力: 19.5kW
- 年間出力（風速6m/s時）: 66,299kW
- 規格風速: 9.0m/s
- 最低稼働風速: 2.2m/s
- 上限稼働風速: 25m/s
- CO2削減量: 26〜30トン/年
- 騒音レベル: 45dBA
- 最大回転数: 75回転/分
- 設置工法: 自立式油圧シリンダー
- 遠隔制御方式: インターネット利用

CPOWERグリーンエナジーについて

CPOWERグリーンエナジーは、C&F Green Energy社の小型風力発電機の輸入代理業務を行うために設立されました。ビジネスの目的としては、エネルギーの国産化や地域活性化、自然環境保護などの社会貢献を掲げています。今後も期待される小型風力発電技術の進展を見逃せません。

詳細な情報はこちらのホームページをチェックしてください。