春の園遊会で楽しむ桜と特別な日本酒の饗宴

春の園遊会花の宴染井吉野

本年度の春の園遊会「花の宴」は、徳川慶喜公の屋敷跡に佇む料亭、浮月楼の庭園にて、4月7日から10日の間、特別なイベントとして開催されます。このイベントでは、桜が舞う美しい庭園の中で、春のお料理を楽しむことができます。特に、日本の伝統文化を体感できる「しみず芸妓」による舞や、華道家の辻雄貴による桜のインスタレーションが見どころです。

「しみず芸妓」による舞の華やかさ

「しみず芸妓」は、清水地域の伝統的な芸妓文化を代表する存在で、徳川家康の大御所時代から続く歴史を持ちます。この「花の宴」では、舞が桜の彩りを添える中、優雅な踊りや三味線の音色が宴を華やかに演出します。芸妓たちは長い年月をかけて磨き上げた技術で、お客さまをもてなす存在です。彼女たちの舞を楽しみながら、春の空気を感じていただければと思います。

特別な「花見席」で春を堪能

また、華道家の辻雄貴による桜を基にしたインスタレーションも見逃せません。彼は浮月楼の芸術顧問として、庭園の桜の美しさを最大限に活かした空間を演出します。この特別な「花見席」では、春の料理を楽しむことができ、満開の桜を眺めながら、心豊かなひと時を過ごせます。

希少な日本酒「鷹ノ目」との特別なペアリング

さらに魅力的なのは、日本酒の中でも極めて希少な「鷹ノ目」を体験できることです。季節限定の「春の特別ラベル」が初披露され、とりわけ徳川慶喜公が愛した食材を使用した料理とのペアリングが提供されます。この日本酒は、特別な酒米「山田錦」を100％使用し、自然が生み出した水を使ったこだわりの一杯です。普段はオンラインでのみ入手可能ですが、このイベントでは特別にお一人一杯が提供されます。

花見には欠かせない日本酒を楽しみながら、日本の文化と自然の美を感じることができます。日本人と桜の歴史的な関わりを知るとともに、心に残る春のひと時をお楽しみください。