相模鉄道13000系
2025-04-28 18:48:24

相模鉄道、新型車両「13000系」の運行開始に向けた展開と環境への配慮

相模鉄道、新型車両「13000系」の運行開始に向けた展開



2026年春、相模鉄道の新たな一歩として、新型車両「13000系」が営業運転を開始します。この新車両は、省エネルギーを重視しており、環境負担の軽減を目指しています。2025年度には、まず一編成の導入が予定されており、すでに注目を集めています。

車両の特徴


「13000系」は、「安全×安心×エレガント×未来」というデザインコンセプトのもとで造られています。流れるような車両前面は、海の生き物をイメージした形状を持ち、未来を見つめるようなデザインが施されています。内部に目を向けると、先頭車の座席数は6席増え、全体で12席の増加が見込まれています。また、内装はグレーを基調にし、視覚的にも快適に過ごせる配慮がなされています。

特にお客様から高評価を受けているガラス製の荷棚や仕切り、貫通扉が採用され、空間に開放感を与えています。また、色調の変化する調色調光式のLED照明も導入し、時間帯に応じた雰囲気作りを行います。

車内には、ベビーカーや車椅子用のフリースペースを備え、ユニバーサルデザインシートも配置されているため、様々なニーズに対応。加えて、防犯カメラが設置されており安全面でも工夫がなされています。

環境への取り組み


「13000系」は、IGBTタイプのVVVFインバータ制御装置を初めて採用することで、従来の車両と比較して電力使用量を最大39%削減することを目指しています。これにより、年間約33.3トンのCO2排出量が削減される見込みです。相模鉄道は、2030年にCO2排出量を46%削減することを目標に掲げており、この新型車両の導入は、その達成に向けた重要なステップと位置付けられています。

プロモーション計画


5月上旬から開始予定の「13000系プロモーション」では、新車両の製造から導入までの様子をまとめた動画が、相模鉄道公式YouTubeチャンネルや公式ウェブサイトで公開される予定。また、オリジナルグッズの販売も計画されており、具体的な内容は随時発表されるとのことです。

デザインブランドアッププロジェクト


この新型車両も含め、相模鉄道は「デザインブランドアッププロジェクト」を推進しており、駅舎や制服とも統一したデザインを目指しています。プロジェクトは2014年から開始されており、今後さらに洗練されたイメージの構築を通じて、相鉄グループの認知度向上を図っています。

未来を見据える「13000系」は、技術革新と環境配慮を併せ持った新しいランドマークとなることでしょう。この新たな旅路に期待が寄せられます。

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