アフリカの美しいバラと共に環境を守る
「あふれるバラの美しさ、そして環境を守る」—この信念のもと、東京都に店舗を構えるAFRIKA ROSE(アフリカローズ)は新たにカーボンオフセット料金を導入しました。これは、顧客が1輪のバラを購入する際に任意で追加5円を支払うことで、バラの栽培と輸送に伴う二酸化炭素の排出を相殺し、環境保護に貢献できる仕組みです。
カーボンオフセットの背景
環境問題に対する意識が高まる中、AFRIKA ROSEのスタッフは2020年に「環境部」を設立し、気候変動と地球温暖化への取り組みを始めました。この取り組みは、コロナによって経済活動が停滞し、自然環境が一時的に回復したことに起因しています。この経験を通じて、顧客が参加できる具体的な環境保護の方法を考える中で、カーボンオフセット料金の導入が決まりました。
さらに、環境部は、バラの栽培地であるケニアでのCO2排出量を計算しました。1輪のバラを輸送する際には約1.4kgのCO2が発生すると見積もられ、これをオフセットするための植林活動を行う団体に寄付することが決定されました。
環境保護への具体的な取り組み
AFRIKA ROSEでは、カーボンオフセット料金を通じて集まった募金が全額ケニアの植林活動に寄付される仕組みです。2020年6月には、広尾店と六本木ヒルズ店合わせて5195円を寄付し、8050本のバラが排出した11.27トンのCO2を相殺するために12本の木が植樹されました。この証明書は顧客に提供され、環境に対する貢献を実感することができます。
顧客の反響と今後の展望
カーボンオフセット制度に賛同する声が多く寄せられ、「素晴らしい取り組みですね」との評価や「もっと多く寄付しても良い」といった意見が聞かれました。また、顧客からの要望を受けて、7月からはレジ横に募金箱を設置し、さらなる寄付を得る仕組みも整えました。
加えて、AFRIKA ROSEはエコバッグの貸し出しやプラスチックの廃止、再生エネルギーの利用など、他にも様々な環境への取り組みを進めています。これにより、顧客が日常的にエコ活動に参加しやすくなる環境を整えています。
AFRIKA ROSEのビジョン
AFRIKA ROSEは「もっと、アフリカのバラを世界へ」という著名なビジョンのもと、フェアトレード商品を持ち、アフリカの生産者と日本の顧客との関係を深めています。最高品質のバラを提供することで、アフリカの貧困解消への貢献も目指しています。この理念に基づき、アフリカの女性たちがマザーであり、多くのシングルマザーが農園で活躍しています。
今後も、バラを通じて多くの笑顔を広げる活動を続けていきます。
環境に対する取り組みの詳細
AFRIKA ROSEの環境に関する取り組みについての詳細は、
こちらの公式サイトでご確認ください。