夜のお供、PXP
2023-11-29 10:00:02

世界初の夜間利用可能なペロブスカイト技術、PXPが受賞!

ペロブスカイトとカルコパイライトの融合による革新



株式会社PXPが世界初の「夜も使える」ペロブスカイト技術を発表し、国際会議において最優秀論文賞を受賞しました。この新技術は、ペロブスカイトとカルコパイライトのタンデム太陽電池と全固体電池を組み合わせ、革新的なソーラーパネルを作り出しています。

最新技術の紹介


PXPは、2020年の設立以来、「軽くて曲がる、割れない」ソーラーパネルの開発に取り組んできました。このソーラーパネルは、影に強く、特に壁面ソーラーや車載ソーラーといった影がかかりやすい環境でもその力を発揮します。従来の太陽電池が抱える発電電力の低下やホットスポットの問題を、バイパスダイオードなしで解決します。

いつでも、どこでも、だれでも


この技術は、蓄電機能を追加し、設置が簡単で低コストです。軽量かつフレキシブルな特性により、あらゆる場面での利用が可能で、誰でも簡単に扱えることを目指しています。これにより、PXPは「クリーンなエネルギーをいつでも、どこでも、だれでも自由に使える世界」を実現しようとしています。

技術の詳細


PXPの最高技術責任者、杉本広紀氏は、この技術の可能性について語ります。「ペロブスカイトとカルコパイライトのタンデム太陽電池は、理論変換効率が非常に高いだけでなく、軽量でフレキシブルです。全固体電池との統合により、自動運転化した電力制御が可能になり、さまざまなアプリケーションでの利用が期待されます。」

用語解説


  • - タンデム太陽電池: 複数の太陽電池を重ねて使用し、広範囲の光を電気に変換する技術です。
  • - 全固体電池: 固体の電解質を利用した蓄電池で、高い耐熱性と安全性を持っています。

PXPの取り組み


PXPは相模原市に拠点を置くスタートアップで、ソーラーパネルのデバイス研究と量産技術の開発を進めています。2023年内には量産性検証用のパイロットラインを完成させる予定で、さらなる技術の実用化が期待されています。この技術革新が、未来のエネルギー供給に大きな影響を与えることに期待が寄せられています。

SNSやHPを通じて、PXPの最新情報をチェックしてみてください。彼らの開発は、私たちのエネルギーの利用方法を根本から変える可能性を秘めています。

会社情報

会社名
株式会社PXP
住所
神奈川県相模原市緑区西橋本5-4-21SIC1
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。