女性を輝かせる！日本ポールダンスセラピー協会発足、神戸から全国へ

女性の自立と健康をサポート！日本ポールダンスセラピー協会が神戸で始動

近年、女性の社会進出が加速する一方、少子化や晩婚化、女性の健康問題、パートナーとの関係性の悩みなど、多くの課題が浮き彫りになっています。そんな中、2014年、新たな動きが神戸から生まれました。

それは、日本ポールダンスセラピー協会の発足です。長年トップダンサーとして活躍し、多くの生徒を指導してきた代表理事の柚月恵氏は、ポールダンスが女性の心と体に与えるポジティブな影響に着目。精神医学や身体面からのアプローチを組み合わせ、女性のエンパワーメントを目指した協会を設立しました。

ポールダンスがもたらす女性の「解放」

協会設立の背景には、ポールダンスが持つ「女性性」への深い理解があります。柚月氏は、ポールダンスを通じて女性が自身の身体と向き合い、自信や強さを得る様子を目の当たりにしてきました。

協会は、単なるポールダンス教室ではありません。ポールダンスを通して女性の心身の健康増進を図り、社会における女性の地位向上に貢献することを目指しています。具体的には、以下の活動が予定されています。

認定インストラクターの育成: 高いスキルと倫理観を持つインストラクターを育成することで、質の高い指導を提供します。
公開研究会・ワークショップの開催: ポールダンスの健康効果や、女性が抱える問題に関する研究成果を発表し、広く情報発信します。
社会的地位向上: ポールダンサーの社会的な認知度を高め、より良い労働環境を整備します。
安全基準の確立: ポールダンスに関連する安全基準を確立し、事故の防止に努めます。
* ギャランティーレベルの確保: ポールダンサーの適切な報酬水準を確保し、経済的な自立を支援します。

女性のための「パラダイス」を目指して

柚月氏は、協会を「性エネルギーを扱うダンスを愛好する全ての女性たちのパラダイス」と表現します。それは、学びの場であり、仲間づくりの場であり、女性が自分自身と向き合い、成長できる場所です。

協会では、専門家による講演会やアワード、イベントなどを開催し、ダンサーとしてのスキル向上だけでなく、心身の健康に関する幅広い知識を提供します。

これらの活動を通じて、女性が内なる輝きを取り戻し、自信を持って社会と関わっていけるようサポートすることが、協会の大きな目標です。

神戸から全国へ、そして未来へ

協会は、まずは活動拠点を神戸市に置き、全国への展開を目指します。2014年8月10日には、オープニングレセプションが神戸のノマディカで開催されました。

日本ポールダンスセラピー協会の活動は、女性の健康と社会進出という重要な課題に正面から向き合う、画期的な取り組みです。今後、神戸から発信される女性の自立と健康を応援する活動に注目が集まりそうです。