京大発スタートアップ、バンコクで水管理ビジネスを紹介

京大発スタートアップ、TerraInsightがバンコクで出展

京都府左京区に本社を置く株式会社TerraInsightは、2025年6月26日にバンコクで開催された「Japan-ASEAN Startup Business Matching Fair 2025」に参加しました。このイベントは、日本とASEAN諸国の共同開発の機会を創出することを目的としており、タイのアユタヤ銀行と三菱UFJ銀行の協力のもとで行われました。

TerraInsightは、統合水資源管理サービスを提供するスタートアップであり、水資源の管理に関する最新技術やソリューションについて訪れた投資家や企業関係者に提案しました。

この特別なイベントには、さまざまな背景を持つ投資家や法人が集まり、課題解決に向けた活発な意見交換が行われました。特に、災害対策や農業のレジリエンス向上に関する議論が中心となり、参加者が直面している具体的なニーズについて共有されました。

株式会社TerraInsightの事業内容

TerraInsightは、統合水資源管理に特化したサービスを展開。水に関するデータを集約し、分析することで、各種災害のリスクを評価したり、農業に必要な水の供給を最適化したりする支援を行っています。これにより、持続可能な地域の発展を推進し、環境への配慮も求められる時代において必須の技術として、多くの注目を集めています。

イベントの意義と今後の展望

「Japan-ASEAN Startup Business Matching Fair 2025」は、参加企業が新たなビジネスチャンスを見出すだけでなく、交流を通じてネットワークを拡大する場となりました。TerraInsightにとっても、現地企業との連携を深化させる良い機会であり、このような国際的な舞台であることの重要性を改めて実感しました。

今後は、参加者との連携を強化し、水資源管理の革新を推し進めることで、国内外での取り組みを加速させていく予定です。私たちの目標は、技術革新を通じて地域社会の水の持続可能性を高め、将来の世代に豊かな水資源を引き継ぐことです。