JTBとBounceが手荷物配送の新たな便を提供
2023年10月、株式会社JTBとBounce Inc.のシステム連携が発表され、訪日外国人観光客向けの手荷物配送サービスが大きく進化することが期待されています。これにより、観光客は手ぶらで観光を楽しむことができるようになります。
連携背景
昨今、訪日外国人観光客は増加を続け、手荷物を持ちながらの移動をスムーズに行うニーズが高まっています。「手ぶら観光」を希望する声が多く寄せられる中、宿泊施設では手荷物の対応に多言語での配送手配や伝票記入など、さまざまな課題が浮上しています。これによって、宿泊施設には業務負荷がかかり、観光客にとってもストレスの原因となっていました。
連携の目的
JTBとBounceは、これらの課題を解決するために連携を決定しました。訪日外国人観光客がアプリを通じて手荷物の配送手配を簡単に行えるようにすることで、利便性の向上を図ります。また、宿泊施設は荷物を引き渡すことで対応が完了するため、業務負荷も軽減されます。
2026年9月を目標に、このサービスは東京、京都、大阪エリアの宿泊施設で展開される予定です。
提供されるサービス
訪日外国人観光客は、Bounceアプリの「Bounceデリバリー」を通じて、簡単に荷物を預ける手配ができます。以下の2つの主要サービスが用意されています。
1. 東海道新幹線を活用した当日長距離配送
旅行者は、例えば東京から京都や大阪間で、朝に預けた手荷物を夕方に別の都市の宿泊先で受け取ることができます。このサービスは、効率的な旅行をサポートするものです。
2. 当日空港配送
また、東京23区内で預けた手荷物を羽田または成田空港へ配送し、搭乗前に空港で受け取るサービスも提供されます。これにより、旅行の終わりまで手荷物の心配なく過ごせるようになります。
両社の役割
この連携において、JTBは配送インフラと連携システムを提供し、実務の手配を行います。一方でBounceは、多言語対応の窓口として旅行者からの予約を受け付けます。これにより、訪日外国人観光客にとって使いやすいサービスが実現します。
JTBの手荷物配送プラットフォーム「LUGGAGE EXPRESS」
「LUGGAGE EXPRESS」はJTBが展開する手荷物配送プラットフォームで、旅行者が「手ぶら観光」を楽しめる環境を整えています。この仕組みは、訪日外国人にとって利便性を向上させることに寄与し、オーバーツーリズムの解決にもつながります。
Bounceについて
Bounceは、旅行者が荷物を預けたいと思ったときに便利なプラットフォームで、世界中で32,000以上の拠点を持つ手荷物預かりサービスです。簡単な操作で手荷物を預けられるため、旅行がさらに快適になります。
今後の展望
今後、JTBとBounceはさらに多くの連携先との関係を築き、旅行者にとって手荷物配送を提供する機会を増やしていく予定です。セミナーやワークショップを通じて、多様なタッチポイントでの手荷物配送の選択肢を広げ、旅行者に新たな便利さを提供していくことが期待されています。手荷物配送のスムーズな体験が、より多くの人々に喜ばれることでしょう。