動物保護が直面する新たな課題
コロナ禍以降、動物保護団体は寄付の減少や物価の高騰に直面し、資金難に苦しんでいます。環境省による調査では、犬猫の殺処分数がこの20年間で約39万頭から9,017頭に減少したものの、保護団体の現場は依然として限られた資源に依存しています。真の「殺処分ゼロ」を実現するためには、寄付だけに頼らない社会全体の仕組み作りが急務です。
SNSを通じた新しい支援の形
そんな中、株式会社Authorは動物保護活動を支援するための新しいSNSアプリ『AnimaPick』を開発しました。このアプリは、ユーザーが保護団体の投稿を閲覧することで、間接的に支援を受ける仕組みを提供しています。アプリは公開から1年弱で120以上の保護団体と3,000人以上のユーザーを獲得し、急成長を続けています。
見るだけで支援に
《AnimaPick》では、保護団体が投稿した動物の里親募集や日々の様子をユーザーが楽しむことができます。ユーザーが投稿を見ることで、そこに表示されている広告収入が保護団体に還元されます。この仕組みにより、利用者は寄付や直接的な飼育をしなくても、スマートフォン一つで動物保護の活動を支えることができるのです。
透明性をもたらす新機能
最近、新たに導入された『成果レポート機能』により、支援の透明性が一層高まりました。パートナー企業は、毎月送られてくるレポートを通じて、実際にどの程度の支援が行われているのかを実感できます。また、このレポートをもとに、自社のCSR活動を外部に発信する手助けもしています。
動物保護の活動を可視化
活動内容を具体的に提示することで、パートナー企業は「支援先の活動が具体的に分かり、安心して応援できる」といった声もあがっています。企業は自社の宣伝と寄付活動を同時に実現でき、さらなる支援の輪が広がることに貢献しています。
『AnimaPick』の影響
『AnimaPick』が持つこの仕組みは、真に持続可能な動物保護活動の確立に向けた新しい一歩となり得ます。動物保護団体と企業の連携を通じて、見えない支援が可視化され、より多くの人々が活動に参加できる社会を実現することを目指しています。私たち一人一人の小さな行動が、未来の命を救うことにつながるのです。
おわりに
『AnimaPick』は、善意の寄付に依存するのではなく、人々や企業をつなぎ、動物保護が安定的に続いていくことを目指しています。動物たちが幸せな家族と出会えるその日まで、私たちもサポートを続けていきたいですね。どうぞ、あなたも『AnimaPick』を使って、新しい形の支援に参加しませんか?
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