2025年万博に向けた「対馬ウィーク」でのアップサイクル絵馬ワークショップ

2025年万博「対馬ウィーク」でのアップサイクル絵馬ワークショップ

2025年4月13日、大阪・関西万博の開催にあわせて特別イベントが長崎県対馬市で行われます。このイベントは、対馬市とSARAYA株式会社、NPO法人ZERI JAPAN、さらにはPrecious Plastic唐津が協力し、地域の特性を生かしたユニークなワークショップを開催するものです。

イベントの内容

「万博で展示！『絵馬』づくりワークショップ」と題されたこのイベントでは、対馬島内で集められたペットボトルキャップを利用して、アップサイクルされた絵馬を作成します。参加者は手を動かし、自然の美しさを表現したデザインを考え、楽しむことができます。

絵馬のデザインは金沢美術工芸大学が手がけ、対馬特有の自然や文化、さらには海洋環境の保護を選びました。この作品は、万博期間中に（2025年6月16日〜22日）海の環境パビリオン『ブルーオーシャン・ドーム』内で展示され、訪れる人々に対馬の環境問題を知らせる重要な役割が期待されています。

環境への思い

具体的には、対馬の海の神様「おとーしゃ」のストーリーを踏まえたデザインが描かれる予定で、個々の参加者が思いを込めた絵馬を通して美しい海の再生を願います。対馬は自然環境が豊かでありながら、漂着ごみや磯焼けなどの環境問題に直面しています。そんな中、一人ひとりの願いを形にすることで、環境保護の意義を再認識する場となるでしょう。