株式会社UPDATER(東京都世田谷区)が運営する再生可能エネルギー100%の電力小売事業「みんな電力」から、嬉しいニュースが届きました。この度、小田原かなごてファームが史上初の1,000世帯からの応援を得た発電所を持つこととなりました。これは、利用者が選んだ発電所を応援する「発電所応援制度」に基づく成果であり、特に、2025年5月にその達成が発表されます。この記念すべき節目を祝うため、同ファームおよび神奈川県足柄上郡にある井上酒造との連携による特別体験イベントが企画されています。
このイベントは、ソーラーシェアリングで育てた米を使って制作する日本酒「推譲」をテーマにしており、参加者は特別な経験ができることが期待されています。初回のイベントは2025年9月27日に実施され、参加者は発電所の運営の実際や、日本酒の製造過程について学びながら、農業と電力の新たな形を体感できる機会となるでしょう。
「みんな電力」では、自然エネルギー由来の電力を供給し、その透明性を確保するために独自のブロックチェーン技術を活用しています。これは、電気の生産者の顔や発電所の物語まで可視化し、まさに「顔の見える電力」の提供を実現するものです。全国の46都道府県にわたる再生可能エネルギー発電所から調達された電力を使用し、地域との合意形成を経て開発された電源のみを取り入れています。
「発電所応援制度」は、利用者が応援したい発電所を選び、月額100円が直接その発電所に支給される仕組みです。この応援金は月間の売電収入に加わり、安定した収入源を築く手助けをしています。これにより、発電所は持続的な運営を行いながら地域経済のサポート非でも寄与できるようになります。
小田原かなごてファームは、神奈川県のあしがら地域に位置し、環境に優しい方法で農業を営む新たなモデルを示しています。耕作放棄地を活用したこの取り組みは、太陽光発電と農業を融合させたソーラーシェアリングとして注目を集めており、日本酒「推譲」の製造プロセスにも関わってきました。特に、米の生産においては、農薬を使わない取り組みが行われ、その米が日本酒の原料にも利用されています。この地域に密着した活動が、より多くの人々の応援を受け、発展することが期待されます。
この特別イベントでは、参加者は実際に発電所の見学や稲刈り体験などを通じて、持続可能な発電の恩恵を感じ、地元の農業や酒造りに直接関わることができます。また、イベントを通じて参加者同士の交流の場も提供され、参加者の方々が新たな学びを得られるような展開が用意されています。
2026年3月中旬には、第二回目のイベントも控えており、こちらでは日本酒「推譲」の醸造工程を見学することができる予定です。このように、地域と電力の新しい関係を築いていく取り組みは、今後ますます注目を集めることでしょう。
イベントへの参加希望の方は、公式サイトから申込みが可能です。再生可能エネルギーの重要性とそれに基づく地域貢献の姿を、一緒に体験してみませんか。参加を通じて「顔の見える電力」を体感し、地域と共に未来を築く取り組みにご参加ください。