国立劇場での特別公演「浮世絵の音風景」
国立劇場にて、10月4日(金)および5日(土)に特別公演「浮世絵の音風景 ―歌川広重『東海道五拾三次』をたどる―」が開催されます。この公演では、浮世絵師・歌川広重が描いた名作を基に、邦楽の演奏と映像アニメーションを取り入れた新たな音楽体験を届けることを目的としています。
公演の詳細
- - 日時:10月4日(金)午後6時(終演予定:午後9時)、5日(土)午後1時(終演予定:午後3時30分)
- - 場所:国立劇場小劇場(千代田区隼町4-1)
- - 料金:全席指定 5,500円、学生 3,900円(税金込)
- - 障害者割引:2割引あり、車椅子スペースもございます
公演の開始はそれぞれ30分前ですので、余裕を持ってご来場ください。チケットは国立劇場のチケットセンター、又は公式ウェブサイトから購入できます。
出演者の特色
この公演には、現在の邦楽界で活躍する演奏家たちが揃い、各界の人間国宝や実力派のアーティストが参加します。また、浮世絵の解説は、文学座から人気俳優の助川嘉隆氏と斉藤祐一氏が担当し、「弥次さん・喜多さん」として観客を旅に誘います。旅の舞台は日本橋から京都へ向かう道中で、叙情的な語り口によって、古き良き日本の原風景を訪れる旅が描かれます。
浮世絵と邦楽の融合
公演中には、映像アニメーションを利用して浮世絵が立体的に表現される場面もあります。これにより、観客はただ視覚的な楽しみだけでなく、音楽を通じて浮世絵の魅力に触れることができます。浮世絵の美しい風景と、それに寄り添う邦楽の調べが調和し、感動的なひとときを提供します。
プログラム内容
公演内容は多岐にわたり、「日本橋・朝之景」から始まり、「大磯・虎ヶ雨」、「原・朝之富士」など、多くの浮世絵が紹介され、そのたびに邦楽が演奏されるという構成です。各作品に込められた情景やストーリーが、ノスタルジックな音楽と共に語られることで、観る者は真に日本の歴史と文化を感じることができるでしょう。
期待される体験
国立劇場が心を込めてお届けするこの特別公演は、浮世絵と邦楽を通じて、日本の豊かな文化を再発見する機会です。多くの方々に、浮世絵の持つ視覚的な美しさと、邦楽の深い響きを体感していただきたく思います。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳しい情報やチケット購入方法については、国立劇場の公式サイトをご覧ください。