更年期を語る
2025-04-10 10:34:21

ホルモンハグプロジェクト発足イベントで更年期を語るメンバーたち

ホルモンハグプロジェクト発足記念イベント



2023年3月13日、東京で「ホルモンハグプロジェクト」の発足記念イベントが盛況の中行われました。このプロジェクトは、ホルモンバランスの変化から生じる心身の不調に対処するための情報を発信し、同じ悩みを抱える人々が集まる場を目指しています。

イベントの内容



イベントでは、「#私の更年期」と題したトークショーが行われ、ゲストにはプロジェクトメンバーでディレクターの大草直子氏を中心に、パーソナルスタイリストの大日方久美子氏、編集長の下河辺さやこ氏、そしてファッションディレクターの龍淵絵美氏が集結。クレアージュ総院長の浜中聡子医師が解説者として参加し、専門的な視点も交えながらお話しが展開されました。

更年期についての基礎知識



最初に浜中医師が、現在の社会での更年期に関する誤解について言及。彼女によると、更年期は閉経の前後4〜5年に及ぶ時期で、症状は個々人によって異なるため、自分自身の体の変化に敏感であることが重要です。さらに、エストロゲンなどのホルモンが減少することで様々な不調が生じるため、早めの受診が大切だと強調しました。

ゲストたちの更年期の実体験



大草直子氏



大草氏は、自身の起こった症状について「コロナ禍の不眠が、更年期の始まりだった可能性がある」と振り返り、心の不調が家族とのコミュニケーションにも影響を与えた経験を語りました。「信じられなくなったことで一番苦しんだのは、ホルモン補充療法を始めた50歳の頃」と明かしました。

大日方久美子氏



続いて大日方氏も自身の体験をシェア。彼女はPMDD(月経前不快気分障害)という更年期障害の一種に悩んだ過去を振り返ります。「当時は全ての人に対し強い怒りを抱くことが多かった」と、その辛さを語りました。

下河辺さやこ氏



下河辺氏は「47歳で不正出血が続いた際、婦人科系病気の不安から更年期を自覚した」と述べ、不安を抱くタイミングで得られた気づきについて話しました。

龍淵絵美氏



そして、龍淵氏は40歳の頃から感じた体の変化について語り、特にコロナの影響を受けたことが彼女にとっての転機であったと振り返ります。彼女もまた、娘とのホルモンの渦が家庭内に渦巻いていたことを語り、共感を得ました。

更年期を受け入れること



トークの最後には各ゲストが「良い意味で気づいたこと」を、子育てや仕事、家庭の責任と共にどう向き合ったかを語りました。大草氏は、興味が他者に向きがちな時期に自分に再び目を向けることの重要性を提唱し、大日方氏は無理をしないことの大切さを語りました。

このイベントを通じて、参加者は更年期に関する理解を深めると共に、同じ悩みを抱える仲間と意見を交換し合う貴重な時間となったのです。自身の体験を通して多くの人々に勇気を与えることができる、そんなプロジェクトであることを強く印象づける場となりました。

最後に、浜中医師は「自分の健康が周りの人々にも影響を与える」という観点から、定期的な健康診断の重要性を再度強調し、聴衆に行動を促しました。


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会社名
アンファー株式会社
住所
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー26F
電話番号
03-3213-8882

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