顧客起点の事業戦略
2026-09-09 12:02:44

長谷川純一氏が語る顧客起点の事業づくりと成長戦略

顧客起点の事業づくりを考える



2026年9月2日、東京都品川区で株式会社DYMが主催した「第39回 Salon de CEO」が盛況のうちに開催され、特別ゲストとしてアマゾンジャパンの元社長、長谷川純一氏が登壇しました。彼の講演は、多くの経営者やビジネスリーダーにとって非常に貴重な時間となりました。

長谷川氏は、2000年にAmazon.co.jpの立ち上げを手掛けた経歴を持ち、その経験を基に「顧客課題を起点にした事業作り」を提唱しました。彼はまず、当時の日本におけるオンライン書店の状況について触れ、すでに存在していた競合との違いを意識しながら、顧客のニーズを徹底的に追求することの重要性を強調しました。

「顧客が直面する課題には、様々な形があります。例えば『欲しい本が見つからない』や『店頭に在庫がない』、さらには『買いに行く時間がない』といった声が具体的な課題として挙げられます。これらをいかに解決するかが、我々の成功の鍵でした。」と語る長谷川氏の言葉には、顧客視点が根付いています。

プラットフォームへの進化



長谷川氏の講演の中で特に印象的だったのは、彼がAmazon.co.jpをただのオンライン書店からプラットフォームへと進化させた過程の説明です。彼は「成長の好循環」つまり、品揃えや利便性を向上させることで顧客体験が高まり、さらにはトラフィックを促進し、それがまたさらに品揃えを拡大するというフライホイールの概念を解説しました。

この成長の構造は、彼が長年にわたり培ったノウハウを反映しています。「事業が成長するためには、顧客が増えるほど価値が増していく構造を設計する必要がある。」という言葉が、この理念を如実に表しています。

起業家に必要な資質



さらに、長谷川氏は成功する起業家に共通する特徴についても触れました。「仮説を速く更新する能力」と「耳の痛いフィードバックを受け入れる柔軟性」が重要だと言います。これは、ビジネスの変化の速さを考えると、何よりも求められる重要な感性です。

参加者との活発な意見交換



質疑応答のセッションでは、参加者との活発な意見交換が行われ、顧客課題の見極め方やプラットフォーム化のタイミング、仮説を更新する方法などについて具体的な質問が寄せられました。長谷川氏は自身の事業立ち上げや起業家支援の経験をもとに丁寧に回答し、多くの参加者が彼の実践的な知識を吸収する貴重な機会となりました。

Salon de CEO とは



「Salon de CEO」は、上場企業の代表やオーナー経営者、決裁者のみが参加する招待制の経営者コミュニティであり、他の経営者との交流を通じて経営戦略の深化を図る場として機能しています。定期的に開催されるこのイベントは、少人数制であり、名刺交換を超えたより深いコミュニケーションを促進します。

長谷川純一氏の講演を通じて、参加者は顧客ニーズを把握し、それに基づくビジネスの展開の重要性を再認識しました。今後、長谷川氏のような経験豊富な経営者からの教えを是非とも多くの人が受け、より良い事業運営を目指してほしいと思います。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社DYM
住所
東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー10階
電話番号
03-5745-0200

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。