AIを活用した新しいエンジニア育成サービス「COMPILE」がスタート！

新しい教育スタイル「COMPILE」が登場

スタディメーター株式会社が最近発表した新しいオンラインのエンジニア育成サービス「COMPILE」。このサービスは、AIとのインタラクションを通じてプログラミングやITの基礎を学ぶ全く新しいスタイルを採用しています。もはや教科書や動画だけの時代は終わり、学び方も進化しています。

AIとのチャットで学ぶ

COMPILEの最大の魅力は、学習がAIとのチャット形式で行われる点です。テキストや動画を使わず、ユーザーはAIと対話することで理解を深めていきます。AIはリアルタイムで理解度を確認しながら講義を進めるため、個々の学習者に最適なペースで知識を習得することが可能です。この新しい学習スタイルは、まるで個別指導を受けているかのような感覚を与えてくれます。

学習用語の理解を深める

COMPILEでは、各テーマごとにチャットウインドウが設けられます。ユーザーはAIからの質問に答えることで、そのテーマの理解を深めていきます。学習が終わると確認問題が出題され、合格することでそのセクションの学習が完了します。分からない点については、AIがサポートしてくれるため、初心者でも安心して学ぶことができます。

プログラミング課題も自動評価

さらに、開発関連テーマではAIがプログラミングの課題を出題し、ユーザーが作成したプログラムを提出すると、AIが自動的に採点します。このシステムにより、リアルタイムで自分の実力を確認しながら、関心に応じた課題を効率的に進めることができます。

幅広い学習カテゴリ

COMPILEのコンテンツは情報科学、開発、ビジネスの三つのカテゴリに分かれています。初めての学習者向けに各カテゴリの入門編が提供されており、将来的には基礎・中級・上級編も追加される予定です。入門編を通じてITパスポート相当のスキルを身に付けることができ、しっかりとした基盤を築くことができます。

- 情報科学: コンピュータの仕組みや理論を学ぶ講座
- 開発: プログラミングの技術を学ぶ講座
- ビジネス: ITをビジネスにどう活用するかを学ぶ講座

日本ではエンジニアとしてのプログラミング技術が重視される傾向にありますが、欧米ではコンピュータサイエンスに関する学位などアカデミックな背景も重要視されています。COMPILEは高校生や大学生を対象に、プログラミング技術だけでなく、その基盤となるIT理論や概念も包括的に学習できる環境を提供しています。

未来の学習環境の構築

加えて、生成AIの普及により開発業務がより効率的になる中、ビジネスに対する理解や課題解決のスキル、ビジネスユーザーとのコミュニケーション能力がますます重要視されています。COMPILEでは、これらの能力も学べるよう設計されています。

さらなる展開に期待

今後は、情報科学カテゴリでのアルゴリズムなどの大学レベルのコンピュータサイエンスや、ビジネス分野でのプロジェクトマネジメントや業務設計等、より専門的なITスキルが学べる講座も提供する予定です。スタディメーター株式会社は、COMPILEを通じて若者がエンジニアとしてのキャリアを築くための手助けをすることを目指しています。