エプソンの優秀賞受賞
2025-12-17 16:42:24

セイコーエプソンが「第26回グリーン購入大賞」で優秀賞を受賞

セイコーエプソンが「第26回グリーン購入大賞」で優秀賞を受賞



セイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)が、グリーン購入ネットワークが主催する「第26回グリーン購入大賞」において、大企業部門で「優秀賞」を獲得しました。この賞は、持続可能な調達を通じたグリーン市場拡大やSDGs目標の達成に寄与した取り組みを評価するもので、2023年12月17日(水)に東京都中央区のコングレスクエア日本橋で行われた表彰式が行われました。

優秀賞の取り組み



エプソンが受賞した背景には、オフィス内での紙を循環させる「乾式オフィス製紙機PaperLab」の製造と販売に関する取り組みがあります。2016年に発売された森を守るこの製品は、世界初の乾式オフィス製紙機として、その名を馳せています。この機械は、使用済みのコピー用紙をその場で新たなコピー用紙として再生できる技術を有しています。エプソンの独自技術である「ドライファイバーテクノロジー(DFT)」によって、製紙工程のほとんどにおいて水をほとんど使わないのが特徴です。

「PaperLab」は、使用済みの紙から作られる「Dry Fiber Paper(ドライファイバーペーパー)」という新たな紙を生み出し、さらに利用者はモニターを通じて製紙実績やCO2排出削減量、水消費量の削減量などを把握できます。このことでユーザーが森林資源や水資源の大切さを認識し、環境にやさしい行動につながることを促す効果も期待されています。

環境教育への貢献



現在、エプソンの「PaperLab」は多くの企業や地方自治体での導入が進んでおり、使用だけにとどまらず、地域学校やコミュニティ等への環境啓発活動にも貢献しています。また、多様な人材が活躍できる場を提供することで、持続可能な社会の実現にも寄与しています。

環境負荷の低減



今回の受賞は、エプソンが実施している「水平リサイクル」の取り組みが評価された結果でもあります。ドライファイバーテクノロジーによって、従来の再生紙製造と比べてCO₂排出量や水・木材の使用量を大幅に削減している点は高く評価されています。また、環境情報を可視化し、利用者の意識向上にも寄与したことは、他社の模範ともなり得る注目の取り組みです。

グリーン購入大賞の概要



グリーン購入大賞は、環境や社会への配慮がなされた製品やサービスを通じて、環境負荷の低減や社会的責任を果たす事業者を表彰する制度です。1998年に創設され、年々その重要性が増しています。第26回の大賞では、SDGsの目標達成や脱炭素社会、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みも評価されました。

エプソンは今後も、環境に配慮した活動を進めていくとしています。この受賞を機に、更なるグリーン技術の開発と普及を目指すエプソンの動向から目が離せません。


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会社情報

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セイコーエプソン
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