大阪で開催される第二弾「溶接・接合技術展」
2025年7月、ものづくり企業を支援するMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)で「溶接・接合技術展」が開催されます。この展示会は、日本国内での溶接技術の重要性を再認識させる貴重なイベントとなることでしょう。今年も多くの出展企業が参加し、最新の加工技術や製品が紹介されます。
背景と目的
今回は、2024年12月に成功裏に終了した「難削材」をテーマにした企画展に続く形で、溶接・接合技術に特化した第二弾が行われることとなりました。溶接技術は、自動車、船舶、鉄道、航空機など様々な分野で活躍していますが、その範囲はそれにとどまりません。公園の遊具や建築物にも広く応用されており、私たちの生活にとっても欠かせない技術となっています。
様々な溶接技術が集結
展示内容は多岐にわたり、異種金属溶接、摩擦溶接、樹脂溶接、肉盛溶接など、最新の技術を体験する絶好のチャンスです。これらの技術は、それぞれの形状や材質に応じて選ばれるため、60種類以上の方法が存在すると言われています。この展示会では、その数々の手法が一堂に会するため、参加者は最新技術を間近で観察し、理解することができるでしょう。
特別イベント「MOBIO-Cafe-Meeting」
さらに、7月17日(木)には、訪問者が関心のある企業と直接交流できる「MOBIO-Cafe-Meeting」が開催されます。出展企業が自社の技術を紹介し、交換会が行われることで、溶接・接合技術に関心を持つプロフェッショナルや学生にとって、有意義な時間となることでしょう。業界の最前線で活躍する専門家たちと交流し、具体的な技術の知識を深める良い機会です。
開催情報
展示会は、2025年7月2日から7月30日までの期間、MOBIO常設展示場の企画展コーナーで行われ、参加は無料です。東大阪市荒本北に位置するこの会場は、200ブースを誇る全国最大級のものづくりビジネスセンターです。この機会を逃さず、ぜひ訪問してみてください。
招待企業の紹介
今回の展示会には、株式会社アダプトや株式会社井田熔接など、合計18社が参加します。それぞれの企業が持つ特許技術や新製品の展示が行われるため、多くの興味深い情報を得ることができるでしょう。
この「溶接・接合技術展」と「MOBIO-Cafe-Meeting」を通じて、皆さんにはこの技術の素晴らしさを体感し、出展企業との活発な情報交換の場となることを願っています。ものづくりの未来を共に見つめるために、ぜひこの機会をお見逃しなく!