植物由来成分でラノリン＆ジメチコンを代替！成和化成の「Vistanol® GDHR-Pure」がin-cosmetics asia 2024 Innovation Zone Best Ingredient Award TOP10 に選出

化粧品原料の研究・製造を行う株式会社成和化成は、タイ・バンコクで開催された化粧品原料の国際的な展示会「in-cosmetics asia 2024」において、開発した化粧品原料「Vistanol® GDHR-Pure」が、Innovation Zone Best Ingredient Award 機能性カテゴリーの上位10原料に選出されました。

「Vistanol® GDHR-Pure」は、100％植物由来のボタニカルオイルで、動物由来の天然油脂であるラノリンに非常に近い光沢とエモリエント性を持ちます。さらに、ヘアケア用途では少量の添加でジメチコンのような質感を実現し、ラノリンやジメチコンの植物由来代替として使用可能です。臭いや着色も少なく、液状のためハンドリング性にも優れています。

また、ノンコメドジェニックテストを実施し、ニキビのもとになりにくいことも確認済みのため、マルチバームなどスキンケア用途にも使用できます。

受賞の背景

近年、健康や環境への意識が高まり、ナチュラルプロダクトへの需要が拡大しています。化粧品市場でも、植物由来の成分で作られた化粧品が求められています。成和化成では、植物由来の代替成分を研究する中で、化粧品用油剤として幅広く使用されているラノリンとジメチコンの両方の特徴を持った「Vistanol® GDHR-Pure」の開発に成功しました。

「Vistanol® GDHR-Pure」は、世界中で汎用されているラノリンやジメチコンと同等の機能を持ちながら、100％植物由来を実現した技術力が評価され、Innovation Zone Best Ingredient Award 機能性原料カテゴリーにおいて上位10原料に選ばれました。

Innovation Zone Best Ingredient Award とは

「in-cosmetics asia 2024」では、発売から8ヶ月以内の最新の化粧品原料がInnovation Zone に展示され、厳正な審査を経て、最も革新的な原料がBest Ingredient Award として選出されます。今年は100もの新原料がエントリーされ、成和化成は日本企業として唯一のTOP10選出となりました。

成和化成について

成和化成は、化粧品に配合される成分を開発・製造している化粧品原料メーカーです。社員の約半数が研究に携わっており、これまで100種類を超えるオリジナルの化粧品成分を生み出しています。

公式YouTubeチャンネル：https://www.youtube.com/@SEIWA_KASEI
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