志布志市が市民の「志」をテーマにしたプロモーションを開始

志布志市が推進する「志プロモーション」とは

鹿児島県に位置する志布志市は、全国的に「志」の多い町として知られていますが、最近、市民の「志」に電光石火の注目を集める「志プロモーション」を実施しています。この取り組みは、地域のシティプロモーションの一環として、市民それぞれが持つ「志」にフォーカスし、志布志市の持つ潜在的な魅力を引き出すことを目的としています。

東京メトロでのプロモーション展開

このプロモーションの一環として、志布志市では選ばれた市民3名が東京メトロのコンコースビジョンに掲載されます。この取り組みは、3月25日から31日までの1週間にわたって、16駅22エリア、計452面にわたって展開されます。これにより、全国の利用者に志布志市の魅力が伝わり、志ある市民たちの活動が紹介されることになります。

特設ページで市民の「志」を紹介

さらに、志布志市では特設ページも設けています。ここでは、市民が自身の「志」を語る場となっており、有機栽培を通じて海外にも手を広げるお茶農家や、ウミガメの保護活動を行っている会社員、子育て支援センターで活動するボランティアなど、各分野で活躍する人々の話を詳しく知ることができます。この特設ページは、志布志市の公式サイトにて公開され、訪れる人々に地元の人々の思いや志を伝えることを目指しています。

志布志市の魅力とは

志布志市は、豊かな自然環境を背景にした活気あふれる地域です。霧島山系の恵まれた地下水がシラス台地を潤し、ウナギの養殖や野菜・果物の生産が盛んです。特に、養殖ウナギの生産量は全国一を誇ります。また、志布志湾に面し、豊富な魚介類が水揚げされることから、地域のグルメ文化も非常に豊かです。

さらに、志布志市には多くの神社や寺院が点在し、伝統的なお祭りも数多く行われています。特に4月には、江戸時代から続く「志布志お釈迦まつり」が開催され、地域の人々や観光客にとって大変賑わいを見せます。

「志布志お釈迦まつり」のお知らせ

今年も4月29日に志布志お釈迦まつりが開催されます。新婚夫婦の花嫁を載せたシャンシャン馬行列が登場するなど、伝統と地域の結びつきを感じられるイベントです。この機会に、地域の文化に触れられることは、志布志市の魅力をさらに深めることでしょう。

志布志市は、ただ名前のインパクトだけではなく、そこに住む人々の「志」にも注目し、地域全体の活気を高める取り組みを進めています。志布志市民の想いや活動が、全国の人々に知れ渡ることを期待しています。詳細は特設ページでご覧いただけます。