北九州での不動産取引が進化!
創業51年を迎えた株式会社不動産中央情報センターが、イタンジ株式会社の提供する電子契約システム「電子契約くん」を導入しました。この取り組みは、北九州市・行橋市を中心に約19,000件以上の賃貸物件を管理する同社にとって、業務の効率化と利便性向上につながるものです。
電子契約システムの背景
2022年5月18日より施行された改正宅地建物取引業法により、賃貸借契約における重要事項説明(重説)の非対面化が可能となりました。この法律の改正は、賃貸市場におけるデジタル化を後押しし、不動産業務全体の電子化に対するニーズを高める結果となったのです。
不動産中央情報センターでは、2019年からイタンジの「nomad cloud」「内見予約くん」「申込受付くん」などのシステムを導入し、徐々に業務のデジタル化を進めてきました。今回の「電子契約くん」の導入により、重説を非対面で行えるようになるため、入居希望者は店舗に足を運ぶ必要がなくなります。また、契約書の郵送も不要になるため、賃貸借契約を最短即日で締結することが可能になります。
電子契約くんとは?
「電子契約くん」は賃貸住宅の入退去や更新に関する契約をオンラインで完結できるシステムです。入居申し込み情報と連携することで、入居希望者の手間を削減します。さらに、合同契約や駐車場契約といった附帯契約も電子的に締結することができ、契約書の郵送が不要になります。これにより、分かりやすくスムーズな取引が急速に進むでしょう。
また、同システムは安全性にも配慮されています。契約書の電子データ化によって、不正アクセスやデータ障害への対策が施されており、契約書の偽造や改ざんも防止しています。さらに、適用法に従って認定タイムスタンプを利用しており、透明性の高いプロセスを提供しています。
現在、電子契約くんは約670社に導入されており、年間34万件を超える電子契約が実行されています。従来の方法に比べて圧倒的に効率的で、脱・ペーパーレス化を実現しているのです。
イタンジのミッション
イタンジ株式会社は、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」という使命のもと、リアルタイム不動産業者間サイトや様々な不動産業務のDXサービスを展開しています。年間100万件以上の電子入居申し込みをこなし、また再生可能に年間1151万枚以上の紙を削減しています。信頼性の高いサービスを御社へ、そして不動産業界全体へと拡張するために、これからも改革を続けていく所存です。
社会全体がデジタル化を進める中で、北九洲の不動産業界も新たな一歩を踏み出しました。「電子契約くん」によって、より快適で効率的な不動産取引が実現することを期待しています。