ニトリHD所有の名勝對龍山荘庭園が一般公開!
株式会社ニトリホールディングスが所有する「名勝對龍山荘庭園」が、一般公開をスタートしました。これまでは一般の人々に公開されておらず、慎重に管理されてきたこの広大な庭園ですが、利用者の声に応える形で、予約なしで自由に見学できるようになりました。特に京都を訪れる観光客にとって、新たな文化体験の場として楽しむことができそうです。
對龍山荘庭園の魅力に迫る
對龍山荘庭園は、1896年に薩摩からの実業家である伊集院兼常によって作られました。その後、彦根出身の呉服商、市田弥一郎が引き継ぎ、高度な庭園改修が行われました。この改修を手がけたのは、近代日本庭園の先駆者とも言われる七代目小川治兵衛(植治)です。
広さ約1800坪を誇るこの庭園は、池、滝、芝生広場などが点在し、雄大な東山の景色を楽しめる絶好のロケーションに位置します。また、1909年に発表された「京華林泉帖」でも高く評価されており、昭和63年には国の名勝に指定されています。
さらに、その建築においては、当代随一の大工と称された島田藤吉が手がけ、2024年には国の重要文化財に登録される予定です。歴史的価値のある庭園として、多くの訪問者を魅了することでしょう。
開園日時と訪問方法
一般公開に合わせて、開園日時や休園日の詳細が発表されています。これから訪問しようと考えている方には、公式ホームページで最新の情報をチェックすることをお勧めします。QRコードを使えば、簡単にアクセスできますので、ぜひ活用してください。
【對龍山荘庭園ホームページ】
https://tairyu-sanso.jp/
なお、一般公開は庭園のみに限られるため、訪問の計画を立てる際は注意が必要です。
京都旅行にて見逃せないスポットに
ニトリHDの積極的な取り組みが、また一つ新しい観光名所を創出しました。京都を訪れる際には、是非この美しい對龍山荘庭園に立ち寄り、その歴史と自然の美を楽しんでいただきたいと思います。自分のペースで散策し、心のリフレッシュをする絶好の場所となるでしょう。次回の京都旅行の際には、ぜひ訪れてみる価値がある庭園です。